カレンダー通りだと10連休となった2019年のゴールデンウィーク。ゼネラルリサーチは5月29日、ゴールデンウィークに関する調査結果を発表した。調査は今年5月にネット上で実施し、20~60代の働いている男女1135人から回答を得た。
「10連休は休みだった」と回答した人は72.8%。仕事だった人は3割となった。どのように過ごしたかを聞くと、最も多かったのは「何もせずのんびりしていた」(58.6%)。次いで、「旅行にでかけた(国内)」(28.2%)、「自宅で読書や映画鑑賞等」(24.2%)と続く。
4位以降、「食べ歩き」(16.6%)、「レジャー施設に出かけた」(16.3%)、「帰省」(9.6%)、「キャンプやハイキングなどのアウトドア」(8.3%)、「旅行にでかけた」(5.1%)と続く。
過半数が「GW後に節約をしなければならない」
今年のゴールデンウィークは「業務に影響を与えた」と回答した人は53.7%。与えた影響として、「道路の渋滞」「繁忙と閑散が激しく補充に影響」「人手不足」「他社が休みで発注などができなかった」「来店者・来園者が多かった」といった声が寄せられた。主に物流関係、店舗関係者、個人事業主の回答が目立った。
連休中に使用した金額を聞くと、最も多い金額は「1~3万円」(27.2%)。次いで「5000円未満」(18.8%)、「5000~1万円」(18.2%)、「3~5万円」(14.6%)と続いた。中には、 「100万円以上」という人も0.5%いた。一方、ゴールデンウィーク後に「節約をしなければならない」と回答した人は合計51.3%となった。
連休を振り返っての感想を聞くと、「休みが多く満喫した」(24.7%)、「しっかりとリフレッシュできた」(21.8%)といった"有意義に過ごした"という人が多かった。一方、「週休3日が多い方がありがたい」(17.8%)、「連休が長すぎて何をしたらいいかわからなかった」(14.4%)といった声も寄せられた。
同社は、今年のゴールデンウィークを「前例の無い大型連休」とし「良くも悪くもそれに伴う様々な影響が各所でみられました」と振り返る。今年のお盆休みが最大9連休になる企業もあることから、
「働きすぎで休み慣れていない日本人にとっては少々困惑する時期かもしれませんが、これを機会に時間に追われることもなく、ゆとりのある生活にも慣れてみてはいかがでしょうか」
とコメントしている。