トップへ

ヴェネチア国際映画祭監督賞受賞作『ジュリアン』7月ソフト化 Blu-rayにはメイキング映像も

2019年05月28日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 第74回ヴェネチア国際映画祭監督賞受賞作『ジュリアン』のBlu-ray&DVDが、7月17日に発売されることが決定した。


参考:『ジュリアン』全員が救われうる選択肢はあったのか? DV問題の告発にとどまらない重層的な語り


 本作は、フランス映画界の新星グザヴィエ・ルグランの長編監督デビュー作となる、親権問題を題材にしたサスペンス。離婚した父親アントワーヌと母親ミリアムの間で揺れ動く、11歳の息子ジュリアンは、母親を守るために必死で嘘をつき続けるが……。


 ジュリアンを演じたのは、ルグラン監督が「世界トップ俳優のレベルに匹敵する聞く力と息づかい」を持ち合わせた逸材と絶賛してやまない、トーマス・ジオリア。ジュリアンの母ミリアムを『女はみんな生きている』のレア・ドリュッケール、父アントワーヌを『イングロリアス・バスターズ』のドゥニ・メノーシェ、ジュリアンの姉ジョセフィーヌを『すべてを失う前に』のマティルド・オネヴが演じた。


 Blu-ray版には、映像特典としてメイキング映像を収録。本編の緊迫した様子とは真逆の和やかな撮影風景を見ることができる。また、Blu-rayとDVD共通で、本国版と日本版の予告が収録される。(リアルサウンド編集部)