トップへ

新入社員が一番悩んでいること 男性は「業務量」、女性は「上司とのコミュニケーション」

2019年05月28日 14:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

ジャストシステムは5月28日、「新卒社員に関する実態調査 2019年春」に関する調査結果を発表した。調査は今年4月に実施し、2019年4月に新入社員として社会人になった22~27歳の男女865人から回答を得た。

今年4月に入社し、現在も新卒入社の会社で継続的に働いている人は85.9%。14.1%は別の会社に転職している。現在の職場について、楽しいと回答した人は男性で52.6%、女性は46.5%となった。

自分の就職先を「後輩に勧めたい」という人は4割

入社して約2か月経ち、新卒入社の職場で継続勤務している人に、同期社員とのコミュニケーション状況を聞いた。最も多かったのは「ときどき連絡を取り合っている」(42.9%)で、次いで「あまり連絡を取り合っていない」(19.7%)と続いた。

「頻繁」または「ときどき」連絡を取り合う人の合計は60.1%で、「あまり」または「ほとんど」取り合わない人(32.8%)を上回った。同期と比較的よく連絡を取り合う人に、どんなことを話すかを聞くと、男性は「自分の仕事の内容について」(49.3%)が、女性は「仕事に対する不安や心配事」(48.3%)が最多となった。

新卒入社の職場で継続勤務している人に、現在の職場で戸惑っている・困っていることを聞くと、1位は男女ともに「覚える内容の多さ」(男性37.1%、女性36.6%)となった。

2位以降、男性は「仕事量の多さ」(28.2%)、「食事や睡眠といった日常生活の変化」(26%)と続いたのに対し、女性は「上司とのコミュニケーション」(33.7%)、「先輩とのコミュニケーション」(30.2%)と続く。

親身になって相談に乗ってくれる先輩がいるという人は約9割、自分なりの目標が見つかったという人は約3割。そんな中、「今の仕事をあと3年以上続けられそう」と回答した人は58%で、「続けられない」(18.3%)を大きく上回った。

また、新卒入社で働く今の会社を「学生の後輩に勧めたい」という人の合計は37.1%。「勧めたくない」(28.3%)を約10ポイント上回った。