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F1第6戦モナコGP 決勝トップ10ドライバーコメント(1)

2019年05月27日 19:11  AUTOSPORT web

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2019年F1第6戦モナコGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1第6戦モナコGP決勝で6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。

■リッチ・エナジー・ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=10位
 予想していたよりはいい結果だった。いいレースができたよ。他とは違う戦略を試したんだ。前を走っていたトロロッソの(アレクサンダー・)アルボンが、ファーストスティントをかなり長くとっていたために、彼がピットインしたころには、僕のタイヤはすっかりだめになっていた。それでもベストを尽くしたつもりだ。

 最後にペナルティを受けた。これからビデオを見てみるつもりだけど、かなり微妙だったんじゃないかな。タイヤの一部がラインに触れたのだと思う。でもそれでペナルティを受けた。

 いずれにしても、今日大量にポイントを獲れなかったのは、昨日のこと(予選でピエール・ガスリーに妨害されたこともあってQ3に進めなかったこと)が原因だと思っている。

■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=9位
 本当にフラストレーションが溜まるレースだった。

 スタートをうまく決めて、アウト側からケビン(・マグヌッセン)の前に出て、ターン1で5番手に上がった。

 セーフティカーが出動した時にピットに入った。それによって(渋滞にはまることになり)時間をロスする結果になった。僕らにはいろいろな可能性があったのだから、もっとうまくやって、いいリザルトをつかむことができたはずだ。

 獲れたはずのポイントをいくつか失ったけれど、マシンはとても好調だった。ただ、本来の速さを発揮できなかったけどね。何が起きたのかを分析し、今後のレースに備えて対策を講じよう。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボン 決勝=8位
 戦略が素晴らしかったから、チームの皆にお礼を言いたい。今日は入賞のチャンスがあると分かっていた。いい仕事をして、しっかりそれを実現させたんだ。

 レースの最初から最後まで、前のマシンにぴったりくっついて走っていたので、ブレーキングを遅らせすぎないように、ロックアップしないように、気を付ける必要があった。そんなことをすれば、レースが終わってしまうからね。とても大変だったよ。

 一番難しかったのは、タイヤのマネジメントだ。ソフトはあまり長持ちしそうもなくて、そのうちデグラデーションとバイブレーションが起きると思っていたので、うまく管理する必要があった。それでも楽しいレースだった。2台揃ってポイントを獲得できるなんて最高だよ!

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=7位
 昨日の予選で速さを見せ、今日のレースでも強さを発揮して週末を締めくくることができたのでうれしい。スタート直後、成す術なく抜かれてしまった。(ピエール・)ガスリーはアウトからクリーンなブレーキングで前に出て、僕はイン側のラインを維持して走らなければならなかった。その時、コーナー入口で誰かが楽観的な動きをしたようで、連鎖反応が起きていた。

 それでも今日はすごくいいレースができたからハッピーだよ。今日ポイントを稼げたこと、うまくレースを管理して走ったことに僕らは満足すべきだ。素晴らしいチームワークだったし、皆から受けたサポートが力になった。

 モナコで7位というのはすごい結果だよ。自分たちがどの部分を改善できるのか、僕がもっと速く走るために何が必要なのかを知るために、この数週間懸命に取り組んできて、答えを見つけた。

 たくさんのポイントを獲得するために、これからも毎グランプリ、答えを見つけていく必要がある。マシンのパフォーマンスは優れているから、今の方向で開発を続けていけば問題ないだろう。

■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=6位
 6位というのはすごくいい結果だよね。3戦連続で入賞したこともうれしい。

 オープニングラップは最高の出来だった。2台のトロロッソをターン3でアウトからパスして順位を上げたんだ。僕のキャリアのなかでも最高のオーバーテイクのひとつといっていい。その後、セーフティカー出動の際にステイアウトするというチームの判断も正しかったし、いいラップを走れたこともあって、6位をつかんだ。

 ピットストップ作業もすごく速かった。(ダニール・)クビアトからポジションを守るために走ったラップもとてもよかった。その後は、タイヤを労わって、最後まで持たせることに集中した。僕らとの相性がそれほどよくないサーキットでまた貴重なポイントを稼ぐことができた。この調子で進歩を目指して努力し続ける必要はあるけれど、まずは今日のこの結果を実現したチームの全員を称えたい。