トップへ

琢磨の激闘を逃さずチェック! 5月27日、NHK BS1で第103回インディ500が完全放送

2019年05月27日 16:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

第103回インディ500で3位となった佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
5月26日にアメリカ、インディナポリス・モータースポーツウェイで開催された2019年のインディ500。佐藤琢磨が2017年以来、2年ぶりの優勝を目指した決勝レースの模様がNHK BS1で27日18時から完全放送される。

 世界三大レースのひとつに数えられるインディ500は、北米最大級のモータースポーツイベントだ。500マイル(約800km)のレース距離をオーバルコース200周、時間にして約3時間に渡って争い、そのなかで各ドライバーが操るオープンホイールマシンはF1カーを凌ぐ380km/hにも達する。

 そんなインディ500で日本人初のウイナーとなった琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、自身2度目となる優勝を目指し事前に行われた予選を14番手で通過。26日の決勝では序盤から11番手にポジションを上げていく。

 しかし、ピット作業でミスがあり琢磨は早々にラップダウンに。それでも140周過ぎにリードラップに復帰すると、最後のピット作業後に多重クラッシュが発生したことで5番手でリスタートを迎えることとなった。

 逆境から一転して好機を得た琢磨は、長らく周回遅れとなっていた鬱憤を晴らすかのように次々に先行車をパスしていく。

 そして、いよいよトップを争うシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の背後につき、そのままの勢いでロッシに襲いかかり、さらにはパジェノーまで抜くことが期待されたが、最後は3位のままでのゴールとなった。

 まさに奇跡とも言える、逆境を跳ね返しての上位フィニッシュ劇の模様をNHK BS1(BS 101ch)では、27日18時から『完全放送 世界最速レース インディ500 佐藤琢磨が挑む!』と題したスペシャル番組で放送する。

 230分にも及ぶ番組では元F1ドライバーの中野信治が解説を務めるほか、アナウンサーにピエール北川さん、リポーターに辻よしなりさんという豪華メンバーを迎え、琢磨の激闘、103回目の開催となった2019年のインディ500を振り返っていく。なお、同番組は6月1日に再放送が予定されており、27日の初回放送が視られないという方は放送時間をチェックしておこう。

■『完全放送 世界最速レース インディ500 佐藤琢磨が挑む!』
チャンネル:NHK BS1(BS 101ch)
放送時間:
初回放送 2019年5月27日(月) 18:00~21:50(230分)
再放送 2019年6月1日(土)07:00~10:50(230分)
出演者:佐藤琢磨、中野信治、ピエール北川、辻よしなり
番組詳細:https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-05-27&ch=11&eid=08330