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藤田ニコル、関根りさ&かわにしみきに“トップYouTuberの極意”学ぶ 「みなさんの動画をみて研究しました」

2019年05月27日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 藤田ニコルがMCを務めるバラエティ番組『ミレニアガール』。5月23日放送回には人気YouTuberの関根りさとかわにしみきが出演した。


(参考:藤田ニコル、YouTuberデビューの衝撃 美容系・ビューティー系クリエイターに脚光も?


 同番組は、ミレニアル世代の女子たちが気になるドラマや映画、最新のスマホアプリやテック情報を紹介する番組だが、今回はYouTuberデビューした藤田の前に、業界トップクラスの女性YouTuber2人が現れたとあって、話題はほとんどYouTubeの話に。


 まず、藤田は「2人とも美容系YouTuberのトップ中のトップじゃないですか」と、2人のチャンネル登録者(放送時点/関根りさ=約127万人、かわにしみき=約100万人)であることについて触れると、かわにしは「でも、にこるんも43万人くらいじゃなかった?」と、先日Youtuberデビューを果たし、BitStarが発表した「YouTubeランキング/春の新ch登録者数」で1位に輝いた藤田ニコルのチャンネル登録者についても言及。しかし、藤田は「もっと上げていきたい」と向上心を見せ、かわにしは「こんな忙しいのにいつやってるんだろうと思う」と驚きを隠せない。


 続けて藤田は「でも、(かわにしが)全部教えてくれたんです。パソコンの触り方もわからなかったので、テレビ電話で教えてもらった」と、彼女にYouTuberとしての基礎を教えてもらったことを明かすと、かわにしは「エンター押して、スペース押しても『スペース・・・?』みたいな感じだったから」と、最初はパソコンの操作もままならなかったが、「そんな教えてないのにフォントの入れ方とか一気にマスターして」と、上達が早かったことを告白。藤田は「みなさんの動画をみて研究しました」と、しっかりとリサーチしたうえでYouTuberとしての活動に向き合っていることがわかった。


 その後、かわにしがお気に入りのアニメである「モブサイコ100 II」について「編集の合間に気持ちを入れ替えるために観てます」と話したことから、話題は「編集」へ。藤田が「編集の時間って、どれくらいかかるんですか?」と質問すると、関根は「早いものだと1時間半くらい。撮ったあとに寝かさないで、早めに粗編だけでもやる」、かわにしは「私はめちゃくちゃしゃべってるから、全部で7時間とか」と、対照的な時間の掛け方をしていると明かす一幕も。また、最近の動画としてかわにしのプチプラ動画が紹介されると、藤田は「高いのバンバンあげたらめっちゃディスられました」と、YouTubeでの失敗談を語り、関根は「私はデパコスだと喜ばれる」と、ファン層でリアクションが違うことを示した。


 番組中盤では、藤田が「動画のどんなところに気をつけてますか?」と質問すると、かわにしは「余計なところはカットして、初めてみた人でもテロップとかをわかりやすいようにしている」とコメント。それを受けた藤田は「テロップだるくないですか? テレビ作ってる人ってマジですごいと思った」と語り、全員が納得した。また、かわにしの動画を参考にしていると藤田が明かすと、関根は「どこを参考に?」と質問。藤田は「遠目から撮ってる人もいると思うんですけど、アップで撮るやり方がすごいと思って真似しました」と、その技法もすっかり自分のものにしていることを告白した。


 続けて、藤田は「そもそもYouTubeを始めたきっかけは?」と質問。関根は「2012年に始めたんですけど、今ほど盛り上がっていなくて。会社で働いてたんですけど、会社と家の往復だけじゃつまらないなと思って、個人で動画をあげてる人を見たときに『面白そうだな』って」と話すと、藤田は「会社の人にバレなかったんですか?」と疑問を投げかけるが、関根は「みんな(YouTubeを)見てなかったから、バレる時代じゃなかった」と回答。さらに、藤田は「最初にバズった動画はなんですか?」と関根に質問すると、関根からは「デカ目メイク。今見ると生き地獄(笑)。パソコンのWebカメラ使って撮ったはず」と、当時の動画を振り返ることに。藤田は「このくらいの時期は雑誌がメインだから、こうやって見れてみんな助かったと思う」と冷静に分析するが、関根は「表情キレ気味じゃない?(笑) 髪色も汚い(笑)」と当時の自分を恥ずかしそうに振り返るばかりだった。


 また、かわにしは自身がYouTubeを始めたきっかけとして「雑誌にあまりでなくなったときに、周りの人に『YouTubeやってみたら?』って言われて面白そうだなって。でもメイク系の動画があるのは知らなかったし、最初はやりたくなかった」と明かす。藤田が「じゃあ何をやりたかったんですか?」と問いかけると、かわにしは「マルチ系。メントスコーラとか、楽しいやつをやりたかった。もともとメイクが上手いわけじゃなくて、自分のコンプレックスを隠すためだったんだけど、結局はそれがきっかけで(うまくいった)」と、意外な一面を明かした。これに対し、藤田が「私も、メイク動画だけじゃなくて、本当ははっちゃけたいんですよ。コラボとかしてみたいです」と同調すると、かわにしが「メントスコーラやってみる?」と提案。関根は「何番煎じなのよ!」と突っ込むが、藤田は「令和最初ってことで! 多分やる人いないし。どこでやります? お金はあるよ、多分(笑)」とノリノリ。さらに、「師匠だから、最初にコラボするのはぽんさん(かわにし)がいい」と、最初のコラボ相手としての公開オファーを送った。


 番組後半では、部屋の間取りの話になり、かわにしが「引っ越すときに間取りを考えて物を置くのは難しいから、アプリを使って間取りを作りました」と、「ホームプランナー for IKEA」を紹介。引っ越し前にアプリを使ってシミュレーションし、撮影部屋を設計したりと、アプリのおかげでスムーズに引っ越しができたと明かすと、藤田が「撮影部屋ってあります?」と関根に質問。関根は「撮影“家”があります」と返し、藤田は目を見開いて「ええっ!?」と驚きを見せた。これに、かわにしは「グループでやってる人とかは(撮影用の家を用意することが)結構ありますよ。自分の家と撮影するところを分けないと、プライベートもないし」と説明し、関根も「オン・オフがメチャメチャになっちゃうから。あと、HIKAKINさんみたいに同じマンションに2部屋とかね。お金めちゃくちゃかかるけど」とYouTuberのスタジオ事情を明かし、藤田は「頑張ろう……」とYouTuberたちのスケールの大きさに呆然としていた。


 また、旅行の話題になり、藤田が「パッキング動画やったことない」と話すと、関根は「にこるんのパッキング動画見てみたい」とリクエスト。藤田が「めちゃくちゃだよ」とやんわり拒否するが、関根は「嫌いだから動画を回しながらやる。一番バズったのが『後26分で家を出る』ってやつなんだけど、新幹線の時間とかやばくて。落ち武者みたいな状態からやった」と、自身の体験を交えながらレクチャー。


 実際に動画を見た藤田は「この時間で説明しながらやってるのすごい!」と尊敬の眼差しを向けていた。そこから「旅行に持っていくものは?」という話題に移ると、関根は「飛行機の独特の香りが苦手で、オイルみたいなのを吸ったり、むくまないソックスとか。あとカメラとパソコンと……」と荷物の多さを明かすと、藤田は「海外に行くときに編集作業するからと思ってパソコン持って行ったら、手荷物の方に入れなきゃいけなくて、肩が死ぬかと思った」と、自身から“YouTuberあるある”を披露した。


 ほかにも、関根が「Enlight Pixaloop」という、静止画を動画化したり、カメラワークをつけたりできるアプリを紹介するなどした今回。次週も関根とかわにしの2人がゲストとして出演し、YouTuberとしてのトークを繰り広げる予定だ。


(向原康太)