2019年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは5番手を獲得した。予選5番手はガスリーにとってここまでの自己ベストリザルトだ。
ガスリーはFP3において1分11秒738で5番手。予選Q1では6番手、Q2では8番手で順調にQ3に進出。Q3では予選での自己ベストタイムとなる1分11秒041を記録し、5番手となった。しかしQ2においてターン4で不必要に低速で走行してロマン・グロージャンのアタックを妨げたとして、スチュワードから3グリッド降格およびペナルティポイント1のペナルティを科された。スチュワードは、チームがガスリーに対して、グロージャンが後ろから近づいていることを知らせなかったと指摘している。
このペナルティにより、土曜に発表された暫定グリッドでは、ガスリーには8番グリッドが与えられている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 予選=5番手
いい予選だった。5番手はすごくいい結果だと思う。セブ(ベッテル)の前に出たかったけれど、彼は僕と0.1秒差のタイムで4番手を確保した。自分のラップには大満足とはいえない。すべてのセクターをベストでそろえることができなかった。
状況が上向きつつあり、今後もっとパフォーマンスが向上するのは間違いない。僕自身の力を目いっぱい引き出すため、エンジニアと協力し合って、理想的なバランスを探っていく。
明日は雨になる可能性があるようだ。降っても僕は構わない。このトラックでは雨が降ると面白い展開になるからね。ロングランはとてもよかったが、それでも最大のチャンスはスタートにある。いいスタートを切って、いくつかポジションを上げたいね。