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ジャニーズ、オンラインストアついに開設! 実際に使ってみた

2019年05月26日 09:51  リアルサウンド

リアルサウンド

 5月6日からオープンした『Johnny’s ONLINE STORE』。ファンにとっては待望の通販サイトの開設とあって、SNSでは歓喜の声が飛び交っていた。


(参考:山下智久とインスタグラムの相性は? ジャニーズ初開設を機に親和性を考察


 現在、ジャニーズショップが展開されているのは原宿、名古屋、大阪、福岡の4店舗。平日も絶えず買い物客の姿があり、休日ともなれば行列をなすほどの人気ぶりだ。これが何年も続いていたのだからすごい。


 オンラインストアの開設によって、近くにショップがない地方ファンにとっては、大好きな自担やグループの写真がいつでも購入できとあって好評のようだ。写真は一枚160円で、送料は全国一律648円(税込)。電車賃や並ぶ時間を考えれば、安いと言えるのではないだろうか。


 ジャニーズ事務所はインターネットで、所属タレントの画像使用を長らく禁止していたこともあり、通販事業が叶うとは思ってもいなかった。しかし、今回開設した背景には、個人売買ができるフリマアプリが浸透してきたことや、転売業者による高額転売等も考えられる。


 かつて行われていたカタログ通販よりも効率的で、ファンとしては購入することで自担の活動支援につながるとあればこれ以上のことはない。


■実際に買ってみた
 手順は一般的な通信販売と変わらず。スムーズに購入ができた。


 まずは、『Johnny’s ONLINE STORE』ヘアクセス。新規登録を選択し、会員登録を行なう。登録したアドレスに「仮登録の本人確認」メールが届くので、そこに記載されたURLにアクセスし、ガイドに沿って送付先住所、氏名等を登録。


 支払いはクレジットカードまたは、コンビニエンスストア店頭決済、Pay‐easy、インターネットバンキングの前払い決済が利用できる(利用できる金融機関、コンビニエンスストアに限りがあるのでサイトで事前確認を)。


 サンプル画像を見ながら欲しい写真を選択し、カートへ。決済方法を選択すれば購入完了。特にとまどうこともなく、スムーズに買い物ができた。商品は、一週間前後で発送されるとのこと。


 実際に注文してみたが、都内近郊で3日ほどで到着。写真はご丁寧にもプラスチックトレーに入れられ、フィルムで密封されていた。思いのほか手厚く、送料+梱包を考えれば648円のお得感が増した。


 発送は国内限定、一回の注文につき送り先は一カ所。受け取りをせずに配送業者からショップに返送されてきた場合、二度目以降の再配達は配送料が着払いになるという。


 また、保管期間として定められた「6カ月以内」を過ぎても商品の受け渡しが成立しない場合は、ユーザー資格が停止される場合もあるそうだ。サイトのメンテナンスは毎日午前2時から5時に行われるので、間際の注文は注意したい。


 これまで、ジャニーズショップでは、店内一面に貼りだされた写真をみながら、注文用紙に記入していく方式だった。膨大な量のレジ打ち、写真を数える手さばき、店員の職人技ともいえる手技を眺める機会が減ることや、購入したアイドルの名前がレシートに記載されたレシートが手に入らないのはどこか寂しい気もするが、便利になったことは喜ばしいことだ。


 これに続いて、コンサートグッズの事前購入ができると嬉しいと欲が出てしまうのが正直ところ。転売等が横行する中で、アイドルを支援できる正規のルートが拡大されることは大歓迎だ。


(柚月裕実)