2019年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手を獲得した。これは2019年シーズンここまでの予選での自己ベストリザルトだ。
FP3では1分11秒539で4番手。予選Q1は4番手、Q2はトップで通過した。Q3では1回目のランで3番手。2回目のランでは理想的なウォームアップラップを走れず、フライングラップでタイヤが最適な状態ではなく、タイム更新ができなかった。フェルスタッペンはQ2でのタイムを超えることができず、1分10秒641でメルセデス2台に続く位置を確保した。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
エキサイティングな予選だった。3番手スタートという結果には満足だ。今日僕らに可能な最大の結果だったと思うからね。
チームの全員がこのレースのために全力を尽くして取り組んでいるから、彼らもこの結果を喜んでくれるといいなと思う。僕のメカニックたちも素晴らしい仕事をしてくれた。
もちろん、ドライバーとして、レーサーとして、予選では常にポール獲得を目指しているけれど、現実的に考える必要もある。
Q2ではとてもいい感じだと思ったが、一方で、彼ら(メルセデス勢)にはまだマージンがあり、Q3になれば上がってくるだろうことは分かっていた。
Q3最後の周回で、タイヤを理想的な温度に持っていくことができず、それがラップタイムに響いた。でも(うまくやれていたとしても)フロントロウを獲得できるだけの速さがあったとは思わない。
全体的にマシンのフィーリングはいい。さらに改善するために努力していくよ。このサーキットはオーバーテイクが難しいから、決勝で順位を上げるのは簡単ではない。でもトップに近いところを走り続けることができれば、戦略で何かができる可能性はあると思っている。どんな展開になろうと、いつもどおり、ベストのリザルトを目指して目いっぱいプッシュしていく。
メルセデスは速かったね。僕はQ2ではいいラップを走ったが、Q3の最初のラップは、タイヤが冷えていて、ターン1でロスをした。それでもまずまずのラップだった。2回目のアタックでは、(トラフィックのため)アウトラップのペースが遅すぎた。そのためにターン1でタイヤの温度が低く、0.2秒失った。それ以上リスクを冒せなかったので、このラップを諦めることにした。
それでも3番手はかなりいい結果だと思う。セッション10分前の時点では、マシンにフロアがついていない状態だった。メカニックたちが頑張ってマシンを整えてくれたおかげで、コースに出ることができた。