2019年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、ピエール・ガスリーは5番手だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは8番手、アレクサンダー・アルボンは10番手を獲得、2019年シーズン初めて、ホンダのパワーユニット搭載車4台すべてが予選トップ10に入った。なお、ガスリーについてはQ2でロマン・グロージャンのアタックを妨げた疑いにより、予選後に審議が行われた結果、3グリッド降格のペナルティを科されることが決まった。
ホンダが予選3番手を獲得するのは2006年中国GP以来のこと。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
グリッドポジションが重要となるモナコGPで、今年初めての4台すべてQ3進出、フェルスタッペン選手の3番グリッド獲得など、レースに向けてポジティブな予選結果になりました。いいパフォーマンスを見せたドライバーはもちろんですが、ここまでマシンを仕上げてくれた両チームに感謝しています。PUとしてもドライバビリティが重要になるこのサーキットでセッティングを合わせ込むことができました。
明日は78周と長いレースになりますし、ストリートサーキットですのでさまざまなことが起こりうるため、今晩さらに分析を進めてあらゆる事態に備えます。レースでは、まずは4台がきちんと完走し、いいレース結果を得られればと思っています。