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アルファロメオとハースがアップグレード版フェラーリPUを導入。サインツはルノーのトラブルでエレメント交換

2019年05月25日 14:01  AUTOSPORT web

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アルファロメオ・レーシングとパートナー契約を結んだ“リトルモール”と、ライコネン&ジョビナッツィが記念撮影
アルファロメオとハースが2019年F1第6戦モナコGPで、フェラーリのスペック2エンジンを初めて投入した。ワークスのフェラーリチームは前戦スペインGPでアップグレードを行っている。

 FIAは、モナコGP初日からアルファロメオのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィ、ハースのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンが、シーズン2基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hを使用していることを発表した。スペインGPでフェラーリチームはスペック2エンジンを導入、カスタマーチームのアルファロメオとハースのパワーユニットアップグレードが1戦遅れで行われたことになる。

 一方、マクラーレンのカルロス・サインツJr.はFP1でルノーのパワーユニットトラブルに見舞われ、チームはエナジーストアを交換した。そのため午前中にサインツは4周しか走行できずに終わった。新たに搭載したエナジーストアはシーズン2基目にあたる。

 いずれもパワーユニットのエレメント交換によるペナルティ対象にはならない。