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鉄鋼・金属業界の労働時間の満足度が高い企業1位三菱マテリアル「早く帰らせてもらえる。有休もどんどん取得しようという流れ」

2019年05月25日 09:10  キャリコネニュース

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は5月14日、「鉄鋼・金属業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。 調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「鉄鋼」「非鉄金属」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。【参照元:キャリコネ】

1位は「三菱マテリアル」で、労働時間の満足度は5点中3.47。2位以降、トップ5に「昭和電工」(3.43)、「神戸製鋼所」(3.36)、「日立金属」(3.0)、「JFEスチール」(2.75)が入る。

育児短時間勤務の対象となる子を、小学校3年生から小学校6年生までに延長

1位の三菱マテリアルの残業・休日出勤に関することについて、

「残業は減らしていこうという風潮が社内であるため、どんどん早く帰らせてもらえます。休みについても有休をどんどん取得しましょうという流れで、忙しくないときには積極的に休みを取ってと言われます」(研究開発/20代前半女性/年収550万円/2013年度)

といった口コミが寄せられた。同社は三菱グループの総合素材メーカー。セメント、金属、加工、電子材料、環境・エネルギーの各事業において国内1位で、海外でも金属、電子材料事業において生産量・販売量等のトップを誇っている。

「企業の成長を支えるのは人材である」と考え、社員の能力開発のため、職位や専門性・目標等に合わせたきめ細やかな研修を実施。また、働きがいの向上を目指し、福利厚生プランも充実している。

2017年度に導入した「時間単位有給休暇制度」のほか、ボランティア活動や家族の看護など、幅広い事由で取得可能なウェルネス休暇制度なども整備され、2017年度の有給休暇取得率は79.3%(全社平均)。

子育て支援も手厚く、2018年には育児短時間勤務の対象となる子を小学校3年生から小学校6年生までに延長する制度も開始。こうした取り組みが評価され、2017年に子育てサポート企業として2度目の「くるみん認定」を取得。また、優良な女性活躍推進活動に対しても、2016年に「えるぼし(2段階目)認定」を取得している。