MotoGP第5戦フランスGP、Moto3クラス決勝でハイサイド転倒を喫したホンダ・チーム・アジアの小椋藍が左手を骨折。スペインのバルセロナで手術を受け無事成功したものの、リハビリを行うために次戦の第5戦イタリアGPは欠場することになった。
小椋はフランスGPの決勝レースをフロントロウの3番手からスタートした。しかし、1周目の10コーナーでハイサイド転倒を喫しリタイア。その際に左手を負傷し、決勝レースの翌日にバルセロナのキロン・デセウス病院で検査を受けることになった。
検査の結果、小椋は左手小指の中手骨、同じく基節骨関節、薬指中手骨など複数個所を骨折していることがわかり、金属プレートとボルトで骨を固定する手術を実施。手術は無事成功したが、24時間の入院の後、リハビリを行うことになった。
このため小椋は次戦のイタリアGPを欠場に。代役にはヨーロッパ選手権に参戦している22歳のインドネシア人ライダー、ゲリー・サリムが務めることになった。