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ニッサン、ダットサン240Zをオマージュした『フェアレディZ』生誕50周年記念車の価格を発表

2019年05月24日 18:31  AUTOSPORT web

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ニッサン・フェアレディZ 50th Anniversaryは2020年3月末までの期間限定モデル
日産自動車は4月17日に発表した、フェアレディZの生誕50周年を記念したスペシャルエディションモデル『フェアレディZ 50th Anniversary』の販売価格を明らかにした。

 1969年に登場した初代Zから、ロングノーズ&ショートデッキという伝統的なスポーツカーのスタイルを崩さず、今日までその系譜を絶やさずにいるフェアレディZ。世界トップレベルの走行性能や、走りのために鍛え上げられたダイナミックなデザインなど、その魅力は多くのスポーツカーファンを虜にしてきた。

 モータースポーツの世界では国内トップカテゴリーのひとつであるJGTC全日本GT選手権/スーパーGTに挑み、デビューイヤーの2004年にはWタイトルを獲得。翌2005年にもNISMOにチームタイトルをもたらした。

 また、古くはサファリラリーの総合優勝、北米IMSAシリーズでの活躍など、歴代モデルを振り返ってもモータースポーツと密接な関係を持つクルマであることが分かる。

 そんなフェアレディZの生誕半世紀を祝う50th Anniversaryモデルでは、エクステリアに特徴的なカラーリングがあしらわれるが、これは1970年のSCCAスポーツ・カー・クラブ・オブ・アメリカで勝利を飾った『ダットサン240Z BRE』のデザインを新たなカタチで再現したものだ。

 この独特なデザインの配色は、外装色がブリリアントホワイトパールの場合はバイブラントレッドが用いられ、もうひとつのカラーバリエーションとなるブリリアンシルバーメタリックではダイヤモンドブラックとの組み合わせとなる。

 エクステリアにはこの他にもフロントフェンダーに専用ステッカーが追加され、リヤには50周年記念を象徴するオリジナルバッジが装着される。さらに、19インチアルミホイールのリム部分にはスポーティなレッドラインが追加されるという。

 インテリアもスペシャル感を高める装備が多数用意され、レーシングカーをイメージさせるセンターストライプを施したアルカンターラ表皮のステアリングや専用キッキングプレート、専用カラーのシフトノブ、専用ステッチを施したパワーシートやドアトリムなどが採用されている。

 シートやシフトノブ周り、メーター内には50周年記念ロゴも配されるフェアレディZ 50th Anniversaryは、2020年3月末までの期間限定モデル。気になる価格は6MT車が458万8920円(税込)、7M-ATx車は466万6680円(税込)だ。

 同モデルは現在、予約受付が行われており、発売は2019年7月となる見込みだ。詳しくはフェアレディZ 50th Anniversary スペシャルサイト(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z/sp.html)をチェックしてほしい。