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菊池武夫80歳、バースデーパーティーで布袋寅泰や浅野忠信らが音楽で祝福

2019年05月24日 13:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(左から)浅野忠信、菊池武夫、布袋寅泰 Image by: FASHIONSNAP.COM
ファッションデザイナーで「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」のクリエイティブディレクターを務める菊池武夫の80歳の誕生日を祝う会「CLUB THE 80」が渋谷で開催された。親交が深いミュージシャンの布袋寅泰が進行役となりライブパフォーマンスで盛り上げ、サプライズゲストとして俳優の浅野忠信とギタリストの鮎川誠が登場。タレントの小堺一機がバースデーケーキの運び役になるなど、「タケ先生」と慕う多くの仲間やゲストらが集結し傘寿を華やかに祝った。
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 菊池武夫は1939年5月25日生まれ。80歳の誕生日を迎える2日前に行われた「CLUB THE 80」は、ファッションと同様に愛してやまないという音楽をサブテーマに行われ、クラブやライブハウスのような雰囲気のホールが満員となった。
 ステージに立った布袋寅泰は、ブラックをベースにシルバーの装飾が輝くジャケットスタイル。映画「キル・ビル」のテーマ曲として知られる「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」を皮切りに、「太陽にほえろ!」や「傷だらけの天使」のテーマ曲などを、この日のために組まれたバンドメンバーと演奏した。ホワイトのセットアップで登場したサプライズゲストの浅野忠信は「愚か者よ」などを熱唱。「本当ならここに萩原さんがいるはずでしたけど、きっと空から見ていることでしょう」(布袋)と、ドラマ衣装などを通じて親交のあった"ショーケン"こと萩原健一を追悼する場面もあった。
 続いてステージに加わったシーナ&ロケッツの鮎川誠は、ローリングストーンズのカバー「Satisfaction」などでセッションし、「武先生ずっとロックしようぜ!」とコール。3人それぞれが菊池氏との出会いと感謝を、ステージや映画の衣装にまつわる思い出などと共に語った。ラスト10曲目は、菊池が好むジャズの名曲「Softly, As In A Morning Sunrise」。演奏が終わって主役がステージに上がると、車をかたどったバースデーケーキと共に小堺一機が加わり、会場内の全員でバースデーソングを歌った。
 菊池は80年の人生を振り返り「ファッションに関係していたから希望とか夢とか情熱が絶えずに、今までこれたんだと思います。そして、みなさんのおかげ以外にない。みなさんが支えてくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。