マクラーレンF1チームのマネージングディレクターを務めるアンドレアス・ザイドルは、もしチームがスムーズに週末を過ごすことができれば、モナコでのポイント獲得は可能だと確信している。
例によってモナコでは、決勝レースで良い結果を出すためには、予選の内容を充実させなければならない。優れたパフォーマンスを発揮して予選を無事に終えることは、マクラーレンにとってレースにおける確かな基盤を築くのに大きな役割を果たすことになる。
「モナコはシーズンのなかでも独特な挑戦を我々に投げかけてくる」とザイドルは語った。
「他のコースに比べて、モナコでの予選の重要性はいっそう高くなる。トラックサイドでの作業をあるべき状態で行うことが特に重要だ」
「ポイント獲得の可能性はあるが、それはスムーズに週末を過ごすことができた場合に限る」
「スペインでのテスト以来、懸命な作業を行ってきている。集めた情報を分析し、マシン特性と当地に持ち込んだアップグレードについて理解を深め、そうして学んだことをこの週末に適用する」
ザイドルは、完璧な運営によるサポートがなければ、モナコの一筋縄ではいかない市街地コースではマシンのパフォーマンスを発揮することはできないと語った。
「モナコのコース特性と、ここでの定番のレース展開を考えると、ピットストップと適切な戦略上の指示が、レース結果において極めて重要な役割を果たすことが多い」
「スペインでは、我々はグリッド上で最速のピットストップができることを証明した。また、我々には白熱した状況で正しい戦略を立てることに秀でている戦略チームがいる」
「この高い水準を維持し、改善していくことが、この週末における我々の優先事項のひとつだ」