ヴァージル・アブローとパイオニア DJがコラボスピーカーを制作、シカゴ現代美術館での個展で公開

DJが使用するクラブ機器や音楽制作機を手掛けるパイオニア DJ（Pioneer DJ）とデザイナーのヴァージル・アブロー（Virgil Abloh）によるコラボレーションプロジェクト「Pioneer DJ c/o Virgil Abloh™️」が始動した。第1弾として「"TRANSPARENT"CDJ-2000NXS2」「"TRANSPARENT"DJM-900NXS2」の2つのアート作品を発表した。

　同プロジェクトは"音楽のもたらす団結と調和"を探求するパイオニア DJが、ファッションや音楽、建築などボーダーレス活動するヴァージルのクリエイションに共感したことで実現。「BEYOND THE MUSIC」をコンセプトに掲げ、豊かな音楽体験の創造と文化の発展に貢献していくという。
　コラボで制作した作品は、通常のDJセットのラベルを排除し、ボディを透過したデザインのスピーカー。"TRANSPARENT"CDJ-2000NXS2はターンテーブル、"TRANSPARENT"DJM-900NXS2はミキサーの機能を備えている。同作品は、ヴァージル初の美術館での個展「Figures of Speech」で展示される。場所はシカゴ現代美術館で、会期は6月10日から9月22日まで。ヴァージルは「音楽テクノロジーと人間の相互作用が異なる結果をもたらすための新しい手段になるかもしれない」と今回のプロジェクトについてコメントしている。
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■Figures of Speech会期：2019年6月10日（月）～2019年9月22日（日）会場：シカゴ現代美術館（Museum of Contemporary Art Chicago）住所：220 E Chicago Ave Chicago, IL 60611電話番号：＋1 321-280-2660営業時間：10:00～17:00（火・金は10:00～21:00、月曜日は休館日）料金：一般 15USドル、教員・学生・65歳以上 8USドル