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靴を脱いでも安心!足のニオイ対策とは?

2019年05月22日 15:02  オズモール

オズモール

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◆外出先で靴を脱ぎたくない!足のニオイをケアする方法とは?

友人やパートナーの家に遊びに行ったとき、飲み会などの場所が座敷のとき…自分の足のニオイが気になってヒヤヒヤした経験はない? 特に汗をかくこれからの時季はムレやすく、ニオイが気になるもの。そこでニオイケアに詳しい医師の上田弥生さんに対策を教えてもらった。



「2018年12月 オズモール調べ 1268人」
ケアしても効果がなく、密かに悩んでいる人が多数
オズモールで実施したニオイの悩みに関するアンケートの中で、口臭、体臭に次いで多かったのが〝足のニオイ″。「ストッキングやヒールを履いているときはニオイが気になり、外出中でも足を洗いたくなる」(sさん/30代・会社員)、「素足でパンプスを履くとニオイがする」(ぴーさん/30代・会社員)、「仕事や長時間歩いたあとの足のニオイが気になる」(juncoさん/30代・会社員)など、足元の状況によってニオイが気になる人が多数。

また「いくら顔や服装、髪型に気を配って美意識を高く持っていても、足のニオイだけはどうすることもできず悩んでいる」(ゆっちゃんさん/20代・学生)、「デオドラントスプレーを利用したり、クリームを塗りこんだりしても改善しない」(あきぺさん/30代・会社員)など、対策がわからなくて悩んでいるという声が目立った。



ニオイ予防には〝指の間″のケアがカギ
そもそも足が臭いやすいのはなぜ?
「足のウラは汗腺が多く、足だけで1日にコップ1杯分の汗をかくと言われています。このため靴の中では湿気と熱がこもって皮膚の常在菌が繁殖しやすいのです。そのうえ常在菌がはがれた角質、汗、皮脂をエサにしてさらに増殖し、ニオイが強くなるのです」(上田さん)

通気性が悪いパンプスやブーツ、汗を吸いにくいストッキングを履いた場合、さらに臭いやすくなることに。
まずは細菌を増殖させないように、足を清潔に保つことが大切。湯船に足を10分程度つけて、足にたまっている角質や汚れをふやかして。その後は指の間や足のウラ、かかとの角質や汚れをしっかり落とすこと。爪のキワは爪専用のブラシややわらかめの歯ブラシでこすると、汚れをしっかり落とせるんだそう。また、靴下の通気性や吸汗性もポイントに。

「5本指ソックスは通気性がよく、指の間の汗も吸収できるのでおすすめです。ストッキングやタイツを履く際も、薄いパンプス用の5本指ソックスの上から履くとニオイを軽減できます」(上田さん)



今すぐにニオイを消したいときには?
こうした対策をしてもニオイが気になるという場合は、デオドラントシートやスプレーを利用して。ニオイは特に指先や指の間についているので、そこを重点的に拭き取ると効果的。

お店が座敷だった場合、チャンスがあれば靴を脱ぐ前にトイレに行って足を拭けるとベター。靴を脱ぐことが事前にわかっている場合は、出かける前に指の間を中心にデオドラントスプレーをかけておいて。替えの靴下を持ち歩いて、履き替えるのもおすすめ。

この夏はしっかりケアをして、臭わない足をめざそう!


教えてくれた人
上田弥生さん
産婦人科医。不妊治療、一般婦人科治療に携わりながら、デリケートゾーンのアンチエイジング治療とワキガ・多汗症の治療に携わる。はるねクリニック銀座、天現寺ソラリアクリニックなど複数のクリニックで診療を行う。漢方やアロマをとり入れたセルフケア法にも詳しい。著書に『オトナ女子のためのスメらない手帖』(主婦の友社)。