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マツコ「友だちが仕事仲間しかいないってそんなに悪いこと?」 仕事以外の友人がいないと寂しく見られる風潮に疑問

2019年05月22日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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5月20日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、俳優の小手伸也さんが友人について語った日刊ゲンダイのコラムが紹介された。一流芸能人との共演が多い小手さんは、「友達が多そう」とSNSで指摘されたこともある。しかし小手さんは、「仕事で出会った皆さんを『利害を超えた友情』なんかで縛りたくない。仕事を通じて関係を育んだ仲間は、友達以上に大切な概念なんです」と綴っている。

マツコさんは、「これ私なんとなく理解できる。小手さんとはまた違う意味なんだけど」として、

「(友だちが)仕事仲間しかいないのって何がいけないの?」

などと疑問を投げかけた。(文:okei)

「仕事の関係がない友だちはいるけれど、定期的に会ってご飯食べたり飲んだりは一切ない」


マツコさんは、「純粋な、仕事の関係が一切ない友だちは、いないと言ったら寂しいからいるけれど、その人たちと定期的に会ってごはんを食べたり飲んだりすることは、一切ない」と語り、最近の人間関係が仕事仲間しかいないことを明かした。

MCのふかわりょうさんが、「ミッツ(マングローブ)さんは何に該当しますか?」と質問すると、「ミッツさんは、友だちは友だちだけど、お互い女装活動を通じて会ってるわけだし、今や一緒にこの世界にいるので、友達と言って違和感はないけれど、『友だちです』って紹介できる感じではもうないかも」と答えた。ミッツさんも仕事仲間という認識のようだ。マツコさんは、

「それがちょっと寂しいって論調ってあるけど、私それの何がいけないの?仕事仲間しかいないことってそんなに悪いこと?って思うんだよね」

と続ける。仕事関係の付き合いしかないことは、決して悪いことではないという考えだ。

確かに、年齢を重ねるにつれて仕事相手と共有する時間は長くなる。 学生の頃の友人とは縁遠くなっていくし、誰かが家庭を持つ身になれば余計その傾向は強くなっていく。人付き合いは状況によって変わりがちで、「一生付き合える仲間」みたいなことは一握りの人か、幻想ではないだろうか。

25歳男性視聴者、「めちゃくちゃわかります」と共感

視聴者(25歳男性)からは、「マツコさんが、周りに仕事仲間しかいなくてなんで寂しいと言われるのか分からないとおっしゃっていましたが、めちゃくちゃ分かります」との共感のメッセージも寄せられていた。「友達と言える人って年々減っていくし、自分の周辺が仕事仲間だけになるのは自然なことだと思います」という言葉に、マツコさんは納得顔で「減っていくよ」と頷いていた。

ちなみに、共に番組でコメンテーターを務める若林史江さんとマツコさんはいつも親しげだ。ふかわさんがマツコさんに「若林さんはどういう位置ですか」と聞くと、「仕事仲間ですけど、その中ではとっても低い方ですよね」と回答。さらに「ちなみに上位はどういった方々なんですか?」と追及されると一瞬沈黙し、「上位……?よく考えたら、低い人しかいなかった。ごめんなさい、なんか」と笑いを誘っていた。