大木亜希子の著書『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』が5月23日に刊行される。
同書は、アイドルグループSDN48から会社員を経てフリーライターとなった大木亜希子が、AKB48グループを卒業し、保育士、会社員、バーテンダー、振付師などセカンドキャリアに挑む元アイドルたちを追跡取材したノンフィクション作品。大木のデビュー作となる。
同書には、佐藤すみれ(ex.SKE48、AKB48)、河野早紀(ex.NMB48)、赤澤萌乃(ex.NMB48)、藤本美月(ex.SKE48)、菅なな子(ex.SKE48)、山田麻莉奈(ex.HKT48)、三ツ井裕美(ex.SDN48)、小栗絵里加(ex.カフェっ娘)の8人が登場。帯には燃え殻による「読んだら安心した。誰もが無傷じゃない。それでも誰も下を向いていない」との推薦文が掲載されている。
■大木亜希子のコメント
「元アイドル」と言われ続けることが、誇らしい反面ずっとコンプレックスでした。一般社会で生きるようになった現在も、「君は元アイドルだから」と色眼鏡で見られる瞬間が多々あります。私はそれに、ブチ切れています。だから、私と同じように「元アイドル」の女性達にも話を聞いてみたいと思いました。実際に取材してみると、皆、最高に“良い女”でした。アイドルをやってて良かったと、ようやく私もそう思えました。この本は私なりの、怒りに対する逆襲の仕方です。