セガゲームスは5月21日、麻薬取締法違反の罪で起訴されたピエール瀧被告が出演しているプレイステーション4向けゲーム「JUDGE EYES:死神の遺言」の新価格版を7月18日に発売すると発表した。
瀧被告は同作に羽村京平役として出演していたが、セガは瀧被告の逮捕を受け、今年3月から出荷・ダウンロード販売を自粛していた。新価格版では6月発売予定の欧米版同様、瀧被告のキャラクターモデル・音声を差し替える。値段は税別4540円。
旧バージョンはメルカリで高額転売相次ぐ
同作は2018年12月に発売された人気ゲーム。登場人物は全員CG化され、主人公の木村拓哉さんや瀧被告、中尾彬さん、谷原章介さん、滝藤賢一さんらにそっくりのキャラクターが登場することで話題になった。木村さんが主人公であることから、一部ファンの中で「キムタクが如く」とも呼ばれている。
ツイッターでは「前のバージョンで遊びたい」「ピエール瀧のままでいいのに」といった声も上がっている。瀧被告が出演しているバージョンでプレイしたいという人もいるようだ。
現在、販売自粛となっている「JUDGE EYES:死神の遺言」初版の定価はパッケージ版、ダウンロード版ともに8290円。しかしメルカリで「JUDGE EYES」と検索すると、最高1万5000円で出品されている。
中には、説明文に「セガゲームスは当該ゲームの販売をダウンロード含め一時的に停止しました」と、現在販売されていないことを明記してあるものもあった。瀧被告目当てで購入を求める人もいることを考えると、旧バージョンの高額転売は続きそうだ。