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食品業界で仕事にやりがいを感じる企業1位は明治「歴史のある企業で、レベルの高い仕事ができる」

2019年05月19日 20:50  キャリコネニュース

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は5月7日、「食料品業界の仕事にやりがいを感じる企業ランキング」を発表した。

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「食品1~5」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。【参照元:キャリコネ】

1位は「明治」で、仕事のやりがい評価は5点満点中3.45。2位は僅差で「味の素」(3.42)。3位以降、「森永乳業」(3.36)、「ネスレ日本」(3.35)、「日本ハム」(3.16)、「ハウス食品」「不二家」(同2.95)、「ブルボン」(2.77)、「日清食品」(2.7)、「フジパン」(2.62)と続く。

「年数を重ねるごとにレベルアップでき、モチベーションは維持しやすい」

1位の明治のやりがいに関する口コミを見ると、

「やはり、昔から続く歴史のある企業ということもあり、レベルの高い仕事ができる。さらに、全国に自分が関わった商品が並ぶため、やりがいが目に見えやすい。教育制度等もしっかりしており、年数を重ねるごとにレベルアップでき、モチベーションは維持しやすいと感じる」(研究開発/30代前半男性/年収620万円/2016年度)

といったものが寄せられている。同社は2016年に創業100周年を迎えた明治グループに属す大手食品会社。牛乳やチョコレート菓子のほか、粉ミルクから介護食品に至るまで幅広い商品を取り扱っている。

社員が働きやすい環境を実現すべく「労働時間の適正化」に積極的に取り組み、ノー残業デーの実施や有給休暇の取得等を奨励。社員の健康管理に注力する姿勢が評価され、2年連続で「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定されている。

グループとして女性の活躍支援や仕事と家庭との両立支援制度に注力しており、産前・産後休暇、育児休業後の復職率および定着率(復職後2か月が経過しても在籍している社員の割合)は100%。対象家族1名につき通算365日取得可能な介護休業など、介護と両立する社員に対しても手厚い制度がある。

なお、明治グループの2017年度の離職率(新卒者の3年未満の離職率)は9.3%。日本の平均離職率(※)は31.8%となっており、働きやすい環境であることがうかがえる。

※2015年3月の新規大卒就職者の就職後3年以内離職率(厚生労働省調べ)