トップへ

マルケス、転倒後の走行は「レースに向けた準備」/MotoGP第5戦フランスGP 予選トップ3コメント

2019年05月19日 11:01  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

フランスGPでフロントロウを獲得したマルケス、ペトルッチ、ミラー
MotoGP第5戦フランスGPの予選を終え、フロントロウを獲得したマルク・マルケス、ダニロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーが会見に登場。難しいコンディションのなかで行われた予選を振り返った。

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(予選ポールポジション)
「難しい予選だったよ。スピードだけではなく、戦略やコースコンディションを理解するのも。コースインして、ウエットでスタートするのが正しい決断だったとわかった。最初のラップはプッシュするのが戦略だったのだけれど、2回目のアタック中、4コーナーで転倒してしまった」

「明日のレースがドライになるかウエットになるか、だね。(雨が降ったら)コースコンディションはとても滑りやすく、タイヤ選択が難しくなるだろうから」

「(予選Q2で)転倒するまで、バイクはとてもよかったんだ。その後も走ることにしたのは明日は同じコンディションになるだろうから。走行を続けて、ライディングやバイクのセットアップを理解し、まだ改善が必要ないくつかを確認したんだ。(明日の)レースに向けた準備だったんだよ」

「レースは金曜日から始まるけれど、土曜日はとても重要なんだ。特に、MotoGPでは。最前列からスタートすれば、タイヤやリスクをマネージメントできるからね。明日はきっと、少し苦戦するだろう。けれど、常にトップ3にいることは、チャンピオンシップを戦うのに大事なことなんだ」

■ダニロ・ペトルッチ/ドゥカティ・チーム(予選 2番手)
「木曜日に言ったように、僕の目標は、フロントロウを獲得することだった。すばらしい仕事をしたよ。チームがいい戦略を考えてくれたんだ。僕たちは雨のコースコンディションを理解したかったんだけど、とても難しかったよ。周回ごとに状況は厳しくなっていった」

「とにかく、フロントロウを獲得できてうれしい。今年はレースではよかったんだけど、予選ではとても悪い結果だったから」

「(明日のレースでは)正直なところ、今日みたいなコンディションは望まないね。27周も走り続けるのはとても困難だよ。でも今日みたいな状況になるだろうから、きっとタフなレースになるだろう。天気ばかりは僕たちが決められることじゃない。ただ、どんな状況でも速さがあるのはいいポイントだ。自信はすごくあるよ」


■ジャック・ミラー/プラマック・レーシング(予選 3番手)
「きっとドライタイヤでギャンブルするのは正しい判断ではなかった。フリー走行4回目から予選Q1までピットで状況を見ていたからね」

「僕たちはタイヤがレースでどう機能するか理解するために作業を続けた。よかったと思うよ。17周にわたっていいペースで走ることもできている。とにかく、ペースには満足しているし、力強さも感じている。ドライのレースになればいいのだけど」