セッション開始から約6分、ひととおりウォームアップを終えて、まずは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分44秒115を記録する直前に、赤旗が提示。第2ヘアピン手前の高速右コーナーで山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とアーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)の2台がマシンを破損して、コースサイドの芝生の上でマシンを止めた。
この第2ヘアピン手前は前日、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が飛び出し、牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が同じくハイドロでスピンしてクラッシュしたのと同じ場所。日曜の予選でも、同一個所でインシデントが連続して発生してしまった形だ。山本、マルケロフの両ドライバーは自力でマシンを降りているが、マルケロフはすぐにメディカルセンターに運ばれることになった。
しかし、残り時間13分を前に、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3コーナーを過ぎたところでコースアウト。ここでこのセッション2度目の赤旗が掲示された。平川のマシンを回収、4分の中断ののち9時21分に予選が再開され、残りセッション時間は9分。どのドライバーもいちはやくピットロードにマシンを並べて、コースイン。
たが、今度はアウトラップのターン13でハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)がコースオフしてしまい、3度目の赤旗中断となった。