デジタルショッパー総合研究所は5月17日、「アマゾンモール内購入レビューに関するアンケート」の結果を発表した。調査は昨年12月21日~23日に、インターネット上で実施。日本在住の20~69歳の男女500人から回答を得た。
アマゾンレビューの信用度を「全体的に信用」「購入者のみのレビューを見る」「良いレビューを見る」「悪いレビューを見る」の4つに分け、それぞれ5段階評価で意向を調査。世帯年収別に集計した。
「レビューを全体的に信用しており、悪いレビューはあまり見ない」傾向が最も強かったのは「世帯年収600~800万円未満」の人だった。
一方で、「悪いレビューをよく見て、全体的にレビューは信用していない」という傾向が最も強かったのは、「世帯年収1500~2000万円未満」だった。ネガティブなレビューを中心に信用しているのは、続いて「世帯年収1000~1200万円未満」、「世帯年収800~1000万円未満」だった。
世帯年収600~800万円の家庭はレビュー点数が高いと不安を感じる傾向
衝動買いの頻度を聞いたところ。「世帯収入600~800万円未満」の家庭は「全くしない」(14.08%)、「あまりないがたまにする」(38.03%)と、慎重な姿勢を示した。逆に「週1回以上ある」(33.33%)、「2~3週間に1回程度ある」(22.22%)と衝動買いの頻度が最も多かったのは「世帯収入1500~2000万円未満」の家庭という結果となった。
各世帯年収別に、アマゾンにおいて不安、躊躇となり得るレビュー点数を聞いてみたところ、「世帯収入600~800万円未満」では「4~5点未満」(6.58%)、「3~4点未満」(22.81%)と高い点数に不安を感じる傾向が強かった。
一方で、「世帯年収1500~2000万円未満」では、「1~2点未満」(23.08%)、「1点未満」(3.85%)と低い点数に不安を感じる傾向が強かった。「世帯年収2000万円以上」の高所得世帯は、「レビュー点数を気にしない」傾向が強いという結果となった。