同作は、今を生きる少女たちが期せずしてシンガポール本来の姿に出会うまでを描いた作品。ペア旅行券が当たったフリーターのニーナは、シェアハウスをしているスーと共にシンガポールを訪れるが、日本と代わり映えしない街並みに失望する中、チャイナタウンで携帯電話を失くしたニーナがスーとはぐれてしまうというあらすじだ。本編はペドロ・コスタ監督作品でカラリストを務めるゴンサロ・フェレイラによって彩色されている。公開は7月13日。
THE AreとLil'Yukichiがそれぞれ手掛けた楽曲を使用した予告編には、遠藤新菜演じるニーナとSUMIRE演じるスーがシンガポール旅行を満喫するシーンや、チャイナタウンでスーとはぐれたニーナが街をさまよう様子、「面白い場所があるんだけど、一緒に行かない」という誘いにニーナが「イエス」と答える場面、柳喬之演じるニーナ、スーと共にシェアハウスをしているケンジの姿などが映し出されている。
