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Sexy Zone菊池風磨の単独初主演舞台『ハムレット』9月から東京&大阪で上演

2019年05月17日 17:30  CINRA.NET

CINRA.NET

『HAMLET ―ハムレット―』ビジュアル
菊池風磨(Sexy Zone)の主演舞台『HAMLET ―ハムレット―』が、9月8日から東京・新大久保の東京グローブ座、10月9日から大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ハムレット』は、父であるデンマーク王が、その弟で新国王となったクローディアスに毒殺されたことを知ったデンマーク王子・ハムレットの復讐劇を描いた作品。森新太郎が演出を手掛ける。

ハムレット役に約4年ぶりの舞台出演となる菊池風磨(Sexy Zone)がキャスティング。オフィーリア役を南沢奈央、ボローニアス役を大鷹明良、クローディアス役を大谷亮介、ガートルード役を安蘭けいが演じるほか、宮崎秋人、章平、風間由次郎、小柳心、味方良介、末原拓馬、福原冠、冨永竜、森田甘路、駒井健介、天野勝仁、新垣ケビン、花王おさむ、谷亮介が出演する。

単独初主演となる菊池は「ハムレットという大役を、歴史と伝統に則り、真摯に演じて参りたいと思っております。その表現の中で現れる新たな菊池風磨をお見せすることを約束致しますので、是非ご覧ください」とコメント。

また森は「人間の理性を信じ“正義”や“名誉”というものを希求して止まなかったハムレット。そんな彼による凄惨な復讐劇だからこそ、この物語はいま上演する意義があり、現代にも通じる問題作として我々の前に立ちはだかるはずです」と述べている。チケットの一般販売は7月28日10:00からスタート。

■菊池風磨のコメント
今回出演が決まって、まさか自分がハムレット役をやらせて頂く事になるとは思ってもみなかったので、とにかく驚いた次第でございます。もちろん、喜びもありましたが、何より驚きが大きかったです。「ハムレット」は、作品自体に歴史と伝統があり、国内外においても、様々な方々が演じられてきた由緒正しき役であることは私でも百も承知ですので、かなりのプレッシャーを感じていることは否めません。ですが、やりたいと思ってやらせて頂ける役ではないからこそ、この機会に全身全霊で向き合いたいと強く思っております。
ストレートプレイに対する意識は強く、恐縮ながら役者としても活動させて頂く以上、一度はストレートプレイの舞台に立ちたいと思っていたので、これ以上光栄なことはございません。Sexy Zoneの可能性を広げるきっかけになれればと思っております。
ハムレットという大役を、歴史と伝統に則り、真摯に演じて参りたいと思っております。その表現の中で現れる新たな菊池風磨をお見せすることを約束致しますので、是非ご覧ください。

■森新太郎のコメント
そこに活劇としての魅力があるとはいえ、「ハムレット」が相当血なまぐさい復讐劇であることは確かです。主要人物のほとんどが残酷な死を遂げます。「復讐せよ」とハムレットに命じた父の亡霊もまさかこれほどの事態になるとは想像していなかったのでは。人間の理性を信じ“正義”や“名誉”というものを希求して止まなかったハムレット。そんな彼による凄惨な復讐劇だからこそ、この物語はいま上演する意義があり、現代にも通じる問題作として我々の前に立ちはだかるはずです。古典戯曲の金字塔に真っ向勝負で挑んでいけたらと思います。