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ハッキネン、F1モナコGPではフェルスタッペンやルクレールがメルセデスを脅かすと予想

2019年05月17日 14:41  AUTOSPORT web

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ハッキネンは、モナコGPではメルセデスが苦戦すると予想した
2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンは、圧倒的優位に立つメルセデスが、次戦モナコGPでは困難に直面するだろうと考えている。

 これまでの5戦すべてで1-2フィニッシュの勝利を飾っているメルセデスは、2019年のチャンピオンシップにおいて向かうところ敵なしだが、この先彼らが最初の敗北を喫するとしたらそれはいつのことになるのか、多くの人々が考えている。

 ハッキネンは、ブックメーカー『Unibet』に定期的に寄せているレース後の解説記事のなかで、メルセデスの連勝はモンテカルロの市街地コースで止まることになり、マックス・フェルスタッペンかシャルル・ルクレールが、長らく待ち望まれていた完璧な勝利をもたらす方に賭けると書いている。

「次戦はモナコであり、バルセロナとは非常に異なる。まさにユニークなコースだ」とハッキネンは語った。

「昨シーズンはモナコでレッドブルが勝っている。そして2017年はフェラーリが優勝した。このレースを両チームが待ち望んでいることは、誰もが分かっているだろう」

「フェルスタッペンは使命を背負っており、今年メルセデスを破る最初のドライバーになることを決意している。そしてレッドブル・ホンダはモナコで大いに速さを発揮すると思われる」

「ルクレールはモンテカルロの市街地コースでメルセデスに挑戦する、もうひとりのドライバーとなるだろう」

「モナコGPは彼の母国レースだ。彼はシーズンこれまでのところ非常に速かった一方で、小さなミスや問題のせいで、早い段階で優勝することはできなかった」

「彼はフェラーリをグリッドのトップに引き戻す決意を固めているだろう」

 しかしながらハッキネンは、セバスチャン・ベッテルが表彰台の最上段に返り咲く可能性を除外していない。

「そしてセバスチャン・ベッテルがいる」と20回のグランプリ優勝経験を持つハッキネンは付け加えた。

「彼は4度のF1世界チャンピオンであり、モナコGPではこれまでに2度優勝している。彼も傑出したライバルであることに変わりはない」

「この数カ月間批判にさらされてきたが、彼には2019年にフェラーリに勝利をもたらし、チャンピオンシップに挑戦する態勢を立て直す力があると、私は個人的に考えている」

「まだ先は長いのだ」