2019年F1第5戦スペインGP ファン・パブロ・モントーヤ, ローレンス・ストロール 先週末のF1第5戦スペインGPを訪れた元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、ランス・ストロール(レーシングポイント)のサポート役として招かれていたのではないかと見られているが、チーム側はそれを否定している。
モントーヤはスペインGPの期間中、ほとんどの時間をレーシングポイントのガレージで過ごしていた。
ドイツのメディア『Auto Motor und Sport』によると、モントーヤはストロールの精神的なトレーニングなどを行う役割を託されていたという。
スペインGP終了時点で、ストロールは入賞が2回、獲得ポイントは4となっている。一方チームメイトのセルジオ・ペレスは3度の入賞を果たし13ポイントを獲得した。
F1での3年目のシーズンを迎えたストロールは、ウイリアムズよりもいっそう実りの多い環境において、チームメイトを追い立てるのではないかと見られていた。
おそらく、ちょっとした精神的なトレーニングや彼に自信を持たせるためのサポートを行うために、モントーヤはスペインGPを訪れたのだろう。
しかしレーシングポイント側はモントーヤについて、スペインGPにおけるひとりのゲストにすぎないと主張している。
Auto Motor und Sportが指摘するように、もしモントーヤがストロールに自信を持たせるために雇われたのだとすれば、スペインGPではそれが大きな助けにはならなかったということになる。ストロールは、決勝レースでランド・ノリス(マクラーレン)と接触し、リタイアに終わっている。またこの接触は、セーフティカー出動の原因にもなった。