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F1モナコGPのタイヤ選択が発表。フェラーリ&レッドブル・ホンダはソフトを最多の11セット選択

2019年05月16日 13:01  AUTOSPORT web

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バルテリ・ボッタス(メルセデス)
F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年第6戦モナコGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。

 モナコGPで使用されるタイヤは、最も硬いハードタイヤ(ホワイト)がC3、中間のミディアムタイヤ(イエロー)がC4、そして最も柔らかいソフトタイヤ(レッド)がC5となっている。

 モンテカルロの市街地コースはオーバーテイクが難しく、予選順位が重要になる。またデグラデーションの問題もあるため、チームはソフトタイヤを多めに用意し、ミディアムタイヤやハードタイヤを重視しない戦略を採る

 今回フェラーリとレッドル・ホンダは、ソフトタイヤを全チーム中で最多となる11セット選択。ハードタイヤとミディアムタイヤはそれぞれ1セットずつで、この2チーム4台はまったく同じタイヤ選択となっている。

 一方メルセデスは、他の多くのチームと同様にソフトタイヤを10セット、ミディアムタイヤを2セット、ハードタイヤを1セット選択している。

 レーシングポイントとウイリアムズは、ソフトタイヤの持ち込み数が最も少ない9セットとなっている。またウイリアムズは、ミディアムタイヤを3セット選択している。

 そのほか、ルノーとハースではチームメイト同士で戦略が別れた。まずルノーは、ダニエル・リカルドがハードを2セット、ミディアムを1セット、ソフトを1セット用意しているが、ニコ・ヒュルケンベルグはハードが1セット、ミディアムが2セット、ソフトが10セットとなっている。

 同様にハースでもケビン・マグヌッセンはハードを2セット、ミディアムを1セット、ソフトを10セット選択し、ロマン・グロージャンがハードを1セット、ミディアムを2セット、ソフトを10セット選んでいる。