オダギリジョーの長編初監督映画『ある船頭の話』の公開日が9月13日に決定。あわせて第1弾ポスタービジュアルと特報が公開された。
オダギリジョーが長年温めてきたオリジナル脚本を映画化する同作は、橋の建設が進む山村で川岸の小屋に住み、黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送る船頭・トイチが主人公。ある日1人の少女が現れ、トイチは身寄りのない彼女と暮らし始めるが、そのことがトイチの人生を少しずつ狂わせていく、あらすじだ。トイチ役に柄本明、村人の源三役に村上虹郎、トイチの前に現れる傷ついた謎の少女役に川島鈴遥がキャスティング。撮影監督はクリストファー・ドイルが務め、衣装デザインはワダエミ、音楽はティグラン・ハマシアンが手掛けた。
同作のキーカラーでもある「赤」をベースにした第1弾ポスタービジュアルには、広大な河で舟を漕ぐトイチの姿が写し出されているほか、セリフのない特報では、トイチが舟を漕ぐ様子や「一艘の舟。すべてはそこから始まる。」というキャッチコピーなどが確認できる。