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反町隆史、テレ東連ドラ初主演で初の弁護士役に 「骨太な人間ドラマを作りたい」

2019年05月16日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 反町隆史が主演を務める連続ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』が、テレビ東京系「ドラマBiz」枠で7月クールに放送されることが決定した。


参考:『相棒』水谷豊×反町隆史の魅力とは? 歴代コンビと比較して考察


 “働く人々”を通して現代社会を描くドラマ枠「ドラマBiz」第6弾となる本作で描かれるのは、日本の企業のうち実に99.7%といわれている中小企業を、年間8000件以上に及ぶ倒産から救うことに心血を注ぐ弁護士の姿。原作は、『いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる』(角川文庫/KADOKAWA刊)で、作者は、今も闘う現役の弁護士・村松謙一氏。村松氏の奮闘は、NHK『ザ・プロフェッショナル』でも取り上げられ、大きな反響を呼んだ。本作では、そんな村松氏をモデルに、実話からインスパイアされたドラマが展開される。


 主演を務めるのは、新春ワイド時代劇『柳生武芸帳』以来、およそ10年振りのテレビ東京ドラマ出演、そしてテレビ東京連続ドラマ単独初主演となる反町。数々のヒットドラマに出演し、近年では『相棒』(テレビ朝日系)でも存在感のある演技を見せる反町が、本作で初の弁護士役に挑む。


 倒産の淵にある会社の再建現場には、経営者はもちろん、従業員やその家族など、多くの人が関わり、それぞれの人生のドラマがある。追い詰められた挙句、自ら命を断ったり、家族が離散するようなことも珍しくない。再建弁護士は、そんな危機にある人々に、暮らしを守る知恵と勇気と希望を授け、自ら再生へと踏み出す“力”を導き出そうとする。そこに立ちはだかるのは、傾いた会社を早く潰してしまおうとする債権者たちの“力”。再建弁護士は、人々を倒産から救うため、そこに0.01%でも希望がある限り、時に驚くような法的手段も使いながら、債権者と粘り強く対峙する。


 監督を務めるのは、『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)の西浦正記。脚本は、『民王』(テレビ朝日系)、『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(TBS系)の西荻弓絵が担当する。


【反町隆史(村越誠一役)コメント】
実在する再建弁護士・村松謙一さんを演じるということで、先生の名に恥じないよう、骨太な人間ドラマを作りたいと思っています。
村松さんの言葉を借りれば、倒産の危機に瀕した会社を再建させるということは、そこで働く一人ひとりの人生や家族の物語でもあり、人間の命を救うことに他なりません。
ギリギリの状況の中で、怒りや葛藤、迷いや悩みにあふれた主人公の姿を演じられたらと思っています。
撮影に入る前、村松先生にお会いし話を伺う機会がありました。
初対面にもかかわらず、ふっと先生に気持ちを預けて、何でも話したくなるような優しさに包まれたのが印象的でした。言葉や表情はもちろんですが、相手を安心させたり、勇気付けるような、鋭く、時にあたたかなまなざしを心がけて撮影に臨んでいます。
命がけの会社再建をめぐる、手に汗握る人間ドラマが毎週繰り広げられます。
豪華なキャストを迎え、見応えのあるドラマをぜひご覧ください。


【プロデューサー:中川順平(テレビ東京制作局ドラマ制作部)コメント】
「目の前で困っている人を救いたい」シンプルにして強いモチベーション。たくさんの人が一度は胸に抱いていても、実際に行うのはとても難しい事です。そのためには、知識や技術、経験はもちろん、何よりも強い意志、情熱が必要です。7月クールのドラマBizは、そんな想いを貫き続ける、一人の実在する弁護士をモデルにしたドラマをお送りします。会社が倒産する事は、そこに関わる多くの人々の暮らしを、人生を直撃する「いのち」の問題である。そう捉える主人公は、人を救うため、ひたすら奔走します。弁護士ドラマ百花繚乱の中、こうした再建分野は、ほとんど採り上げられて来ませんでした。しかし、ここには紛れもなく人の命を巡るドラマがあるのです。主演は反町隆史。依頼人に笑顔で接し、包み込むように寄り添いながら、熱い魂で困難に立ち向かう姿は、これまでとはまた違う、新たな魅力が全開です。令和を迎え、新たなヒーローの登場です。ご期待下さい。


(リアルサウンド編集部)