世界中の気持ち悪い生き物を五感で体験できる展覧会「キモい展2」が6月6日~7月15日、東京ソラマチスペース634で開催される。前回の「キモい展」では累計30万人が来場し、今回は五感を刺激するコーナーも新設される。同実行委員会は、
「世界中から集めた、これまで見たことのないような奇妙な姿の生き物や、普段の生活の中では出会いたくないような姿をした生き物にスポットを当てた『キモい展』がさらにキモい生き物を集めて、老若男女問わず、来場者をぞくぞくと震え上がらせます」
とコメントしている。「過去最恐のキモさ」とのことだ。
昆虫食の無料試食会、どんなものが食べられるかは「その時のお楽しみ」
まだどのような生き物が展示されるか情報は出ていないが、2017年開催の「キモい展」では、大量のミルワームを通路の両サイドに展示した「キモいトンネル」が話題となった。世界3大奇蟲に数えられる扁平で手足の長い節足動物「ウデムシ」なども展示された。
今回は、嗅覚にスポットをあてた新コーナーが新設される。「身を守るため」「異性を魅了するため」など様々な理由から臭いを発生させる生き物を見ながら、人工的に類似再現したものではあるが臭いを嗅ぐことができるという。
毎週火・木曜日は無料で昆虫食試食会が行われる。食べるのを躊躇してしまうかもしれないが、毎回売り切れが続出するほどの人気だという。どんな虫が食べられるかは「その時のお楽しみ」とのことだ。
また毎週水曜日には「キモい」生き物の世界のVR体験が開催される。同実行委員会は「そこには今まで見たことのない『キモい』仲間たちが目の前に続々登場してきます。『キモアニ』の世界を感じて、声をからすほど悲鳴をあげてください」とコメントしている。
入場料は前売り大人700円、小学生以下500円、当日券は800円、小学生まで600円。3歳以下まで入場無料となっている。