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10~20代女子が恋人に求めるのは「優しさ」、結婚相手には「安定した収入」 年上好きな理由は「デートのグレードが高い」

2019年05月15日 17:30  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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SHIBUYA109 lab.は5月14日、「令和を生きる若者たちの恋愛観」に関する調査結果を発表した。調査は今年4月に実施し、SHIBUYA109来館者で15~24歳の女性211人から回答を得た。

恋人がいるという人は33%で、恋人がいない(67%)が多数派となった。恋人がいない人に現在の状況を聞くと、「片思い中」「好きな人を探し中」「恋人は欲しいと思っている」と回答した人の合計が84%となった。なんだかんだで恋人が欲しい、という人が大多数なようだ。

「趣味に費やす時間が恋愛の代わりになっている」の声も

今大切にしている時間について聞くと、1位は「友達と過ごす時間」「自分の時間」(26.1%)で、次いで「趣味に費やす時間」(14.7%)と続く。調査元は、「趣味の多くは好きなアーティストやコンテンツの『ヲタ活』を指している」という。

また「恋人がいない人」が半数以上を占めているため、恋人と過ごす時間の優先順位は低い結果となった。18~21歳女性4人を対象に行なったグループインタビューでは、「趣味に費やす時間が恋愛の代わりになっている」という声も多い。

何歳上まで恋愛対象かと聞くと、「5~9歳年上」(41.1%)と答えた人が最多で、次いで「1~4年上」(36%)、「10歳以上」(21.4%)と続く。グループインタビューでも年の差カップルに肯定的な声が多く、

「年上の人は精神的に余裕があるからバランスが取れる」
「経済的にも余裕があるため、同年代の友達よりもグレードが高いデートが楽しめる」

など、精神・経済的な面での安定感を得られる点に魅力を感じていることが分かる。結婚に対する考えについては、「今すぐではないが、いずれはしたい」が80%。20代のうちに結婚したいと考えているようだ。

グループインタビューでも同様の結果となり、結婚後の生活については「共働きで働きながら協力して家庭を作りたい」「配偶者と協力しながら仕事と家事・育児を両立したい」という声が多くあがった。

「自立」とは「将来について現実的に考えられている」「相手に依存をしない」など精神面

恋人に求める要素を聞くと、1位が「性格が合う」「優しい」(77.7%)で、次いで「顔がかっこいい・好みの顔」(49.8%)。一方、結婚相手に求める要素1位は「性格が合う」「収入が安定している」(77.7%)で、次いで「優しい」(75.4%)、「自立している」(62.6%)と続く。

グループインタビューで「自立」の定義を聞くと、経済的な観点よりも「将来について現実的に考えられている」「束縛など、相手に依存をしない」など、「精神的な自立」を求める声が多く挙げられた。

「結婚願望がある」と人のうち、理想の結婚式を聞くと、最も多かったのが「大勢集めて盛大な結婚式/披露宴をしたい」(55.9%)、次いで「海外/リゾートでしたい」(35.2%)と続く。一方、「親族だけで挙げたい」(24.6%)も4人に1人いる。また「結婚式はせずに写真だけ撮れれば良い」(5.6%)、「結婚式はしたくない」(1.7%)」という意見も一定数挙がった。