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ヘンリー王子、30年前に故ダイアナ妃がオープニングセレモニーに出席した施設を訪問

2019年05月15日 11:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「Oxford Children’s Hospital」を訪れたヘンリー王子(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年5月14日付Instagram「Today, The Duke of Sussex visited Oxford to highlight the positive work being done in the city for young children, disabled people and the community at large.」』のスクリーンショット)
愛息アーチーくんの誕生から8日が経った現地時間14日、オックスフォードへ向かったヘンリー王子。この日訪問した施設の1つ「OXSRAD」は、30年前に故ダイアナ妃も訪れている特別な場所だ。今は亡きプリンセスの息子が、30年を経て父親となり同地を訪問したことに感極まる王室ファンが続出している。

愛息アーチーくんの誕生からわずか8日だが、英王室ヘンリー王子は早くも公務を再開している。9日には「Invictus Games(インヴィクタス・ゲーム)」のオフィシャル・カウントダウンイベントに出席するためオランダ・ハーグを訪問し、 “I AM DADDY”のロゴ入ジャケットで楽しそうに自転車をこぐ姿が注目を集めた。

現地時間14日には、幼い子供達や障害者のための活動を視察する目的でオックスフォードに赴き、「Oxford Children’s Hospital」などの施設を訪問した。入院中の子供達やその家族らと会話を交わすなか、ヘンリー王子は「昨晩はアーチーが眠らせてくれなかった」などと明かし、愛息との生活をすすんで話題にしていたようだ。

現在精巣がんで入院中のエメットくん(3)の母親エイミーさんは、のちにメディアに対し

「ヘンリー王子は、アーチーくんがいる生活に慣れてきたところだとおっしゃっていました。」
「それから、アーチーくんのいない人生など考えられないとも話していましたよ。」

と語っている。

ヘンリー王子はその後、「OXSRAD」という障害者向けのスポーツ・レクリエーション施設を訪問した。同施設はスポーツやエクササイズなどを通じ障害者をサポートする目的で1988年に設立され、翌1989年2月8日に故ダイアナ妃がそのオープニングセレモニーに出席した、ヘンリー王子にとって特別な場所だ。自身も負傷兵たちによるパラリンピックスタイルの国際スポーツイベント「Invictus Games(インヴィクタス・ゲーム)」を開催するなど、障害者との交流を積極的に図っているヘンリー王子は、ここでも施設利用者と積極的に交流していたようだ。

30年前のオープニングセレモニーで故ダイアナ妃と対面した施設創設者の妻ジュリア・ポーター=スミスさんは、『Oxford Mail』に王子の印象をこう明かした。

「ヘンリー王子は、大変思いやりのある優しいお方です。お母様にそっくりですね」

Twitter上でもヘンリー王子の今回の訪問について、

「30年の月日を経て、今度は父親になったヘンリーが同じ場所を訪れるなんて素敵!」
「母ダイアナ妃の遺したレガシーを受け継ぐウィリアム&ヘンリーは素晴らしい!」
「ダイアナ妃も天国できっとヘンリーを誇らしく思っているに違いない」
「30年後はアーチーくんが来てくれるかな?」

といった声があがっている。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年5月14日付Instagram「Today, The Duke of Sussex visited Oxford to highlight the positive work being done in the city for young children, disabled people and the community at large.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)