ジム・ジャームッシュ監督最新作はゾンビ映画　『The Dead Don’t Die』2020年春公開

　ジム・ジャームッシュ監督3年ぶりの最新作『The Dead Don’t Die（原題）』が、2020年の春に全国公開されることが決定した。

参考：ジム・ジャームッシュの到達点となった『パターソン』、その深いテーマを徹底考察

　5月14日から開催される第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品＆コンペティション部門作品として上映される本作は、2016年バス運転手の何気ない日常を切り取った『パターソン』、伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の2作を同時発表し話題となったジャームッシュ監督の最新作。長年インディペンデント映画界に君臨するジャームッシュが今回初めてソンビ映画を手がけた。

　舞台は、アメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官とピーターソン保安官代理は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如、街にゾンビが出現し出し、思わぬ事態に巻き込まれていく。

　キャストには、『パターソン』に続きアダム・ドライバー、本作でジャームッシュ監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイほか、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローヴァー、イギー・ポップ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズら、常連組から若手まで、豪華な顔ぶれが集結した。（リアルサウンド編集部）