F1は5月14日、2020年から3年契約でオランダGPを開催する契約を交わしたことを発表した。これにより35年ぶりにオランダでF1が開催されることになった。
今回の開催契約は、ザントフールト・サーキットと同サーキットを運営するスポーツバイブス、TIGスポーツの3社とF1F1との間で交わされたもの。この契約により、1985年以来、開催が途絶えていたオランダGPが復活することとなった。
第31回大会となる2020年のF1オランダGPでは、同国のビールブランドで、F1のグローバルパートナーであるハイネケンがタイトルスポンサーを務めることも明かされた。
開催地となるザントフールトは、オランダのビーチリゾートとして知られる場所で、ザントフールト・サーキットもビーチのすぐ横に面している。
今後、サーキットではF1開催に必要な設備を整えるべく、施設やコースの改修工事が行われるとのこと。
F1チェアマンのチェイス・キャリーは「F1をオランダのザントフールト・サーキットでもう一度開催できることをうれしく思う」とのコメントを発表した。
「私がこの職に就いたときから、F1の根幹であるヨーロッパラウンドの歴史を守りながら、新たな場所でもF1を開催したいと公言してきた」
「2020年は、ベトナムの首都、ハノイで新たにF1を開催すると同時に、35年ぶりにザントフールトでもF1を開催することになる」
「ザントフールトはF1にとって長い歴史のあるサーキットであり、近年はオランダ出身であるマックス・フェルスタッペンの活躍により、同国内でのF1人気も高まっているんだ」