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桜井ホンダが鈴鹿8耐参戦体制を発表。レジェンドライダー伊藤真一が24回目の8耐に挑む

2019年05月14日 18:01  AUTOSPORT web

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24回目の鈴鹿8耐に挑む伊藤真一
2018-2019FIM世界耐久選手権(EWC)最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会に挑むホンダ・ドリームRT桜井ホンダが鈴鹿8耐の参戦体制を公式ホームページで発表。2019年は、昨年に引き続き濱原颯道と伊藤真一を起用するとともに、第3ライダーを招集し3人体制で挑む予定だという。

 桜井ホンダが運営母体となるホンダ・ドリームRT桜井ホンダは、1990年に鈴鹿8耐に初参戦し、2003年に生見友希雄、鎌田学とともに優勝を果たしている名門チームだ。2018年は濱原、伊藤の2人体制で鈴鹿8耐に参戦。決勝中はマシントラブルが発生するも完走を果たし、54位でチェッカーを受けた。

 2019年シーズンは全日本ロードレース選手権開幕戦もてぎJSB1000のレース1で行われた鈴鹿8耐に出場するための選考レース8耐トライアウト1stステージに出場。同チームからJSB1000にフル参戦する濱原が8耐トライアウト最上位となる13位でチェッカーを受け、鈴鹿8耐の出場権を手にした。

 そんな桜井ホンダが鈴鹿8耐の参戦体制を発表。2019年シーズンはJSB1000レギュラーライダーの濱原に加え、伊藤を継続起用し、第3ライダーを招集して3人体制で挑むことを明かした。

 濱原は2017年にヨシムラスズキMOTULレーシングからJSB1000にデビューし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。2018年からはホンダ・ドリームRT桜井ホンダに移籍し、マシンをホンダCBR1000RR SP2に乗り換えて戦っている。

 鈴鹿8耐でチームに加入する伊藤は、日本のレジェンドライダーのひとり。鈴鹿8耐で歴代最多7度のポールポジションを獲得し、4度の優勝経験を持つ。2018年の鈴鹿8耐では初日に左手を骨折してしまったが、応急処置を施し決勝レースに出場して完走を果たした。2019年は24回目の鈴鹿8耐に挑む。

 なお、第3ライダーについては決定次第発表するとのことだ。