鈴鹿10時間公式テストに8台のGT3カーが参加。注目のドライバーやマシンも登場
2019年05月14日 17:51 AUTOSPORT web
今年2年目を迎える鈴鹿10時間は、世界各国のGT3カーを走らせる強豪が集い、日本のトップチーム、トップドライバーたちと相まみえるレース。日本からはスーパーGTやピレリスーパー耐久シリーズに参戦するチームを中心に、すでに多数のエントリーが発表されているが、このレースに向けて8台が集まり公式テストが行われた。
スーパーGT参戦チームは、CarsTokaiDream28、TEAM UPGARAGE、Mclaren Customer Racing Japanの3台が参加した。CarsTokaiDream28は唯一のJAF-GTとなりそうなロータス・エヴォーラMCを高橋一穂／加藤寛規／濱口弘の3人がドライブ。TEAM UPGARAGEは既報のとおり小林崇志／松浦孝亮に加え、牧野任祐が参加している。また、Mclaren Customer Racing Japanはアレックス・パロウと、当初スーパー耐久に同チームから参戦予定だった阪口晴南、そしてもう1名が参加している。
ピレリスーパー耐久シリーズ参戦チームはSATO-SS SPORTSのメルセデスAMGが登場し、佐藤敦／山下亮生／久保宣夫がドライブ。今季ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアに参戦しているARN racingは、『apr with ARN racing』として織戸学が加わり、ブリーラムから戻ったばかりの永井宏明と上村優太とともに参加した。
今季鈴鹿10時間にターゲットを絞っているチームとしては、Callaway Competitipn with
BINGORACINGがキャラウェイ・コルベットC7 GT3-Rを昨年同様投入。武井真司／小河諒／マーカス・ポマーの3人がドライブした。また、ル・マン24時間参戦を決めているCARGUY Racingは、木村武史とケイ・コッツォリーノがフェラーリ488 GT3で1日目のみ参加。初日はコッツォリーノが2分1秒227をマークしトップタイムとなっている。
注目の一台と言えるのは、LM corsaが日本国内では初めて導入した新型ポルシェ911 GT3 Rだ。脇阪寿一／脇阪薫一、そして第3ドライバーが参加した。また服部尚貴監督も姿をみせており、2日間に渡って周回を重ねた。
1日目の13日は14時～16時と17時～18時30分という2本が行われ、14日は8時～11時／14時～16時30分という2本が行われたが、初日は先述のとおりCARGUY Racingのフェラーリがトップタイムをマーク。2日目は午後からウエットとなってしまい、午前に2分01秒305をマークしたTEAM UPGARAGEのホンダNSX GT3がトップタイムをマークした。
鈴鹿10時間公式テスト
5月13日タイム
PosNoTeamCarTime1777CAR GUY Racingフェラーリ488 GT32'01.227237Callaway Competition with BINGORACINGコルベットC7 GT3R2'01.75432CarsTokaiDream28ロータス・エヴォーラMC2'02.6544112SATO-SS SPORTSメルセデスAMG GT32'03.31658apr with ARN Racingフェラーリ488 GT32'03.3596720Mclaren Customer Racing Japanマクラーレン720S GT32'03.494718TEAM UPGARAGEホンダNSX GT32'03.586860LM corsaポルシェ911 GT3 R2'05.626
鈴鹿10時間公式テスト
5月14日タイム
PosNoTeamCarTime118TEAM UPGARAGEホンダNSX GT32'01.305237Callaway Competition with BINGORACINGコルベットC7 GT3R2'01.40432CarsTokaiDream28ロータス・エヴォーラMC2'01.89948apr with ARN Racingフェラーリ488 GT32'01.9145720Mclaren Customer Racing Japanマクラーレン720S GT32'02.1636112SATO-SS SPORTSメルセデスAMG GT32'02.724760LM corsaポルシェ911 GT3 R2'04.780777CAR GUY Racingフェラーリ488 GT3No Time
