2019年F1スペインGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは2位だった。ポールポジションを獲得したボッタスだが、スタートで出遅れ、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルにはさまれる形になり、2番手に後退。最後までリードを奪い返すことができなかった。
ボッタスはユーズドソフトタイヤから26周目に新品ミディアムに交換、セーフティカー出動を受けて45周目にユーズドソフトに交換して走った。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
スタートでクラッチに問題が出た。バイブレーションが起き、つながったり切れたりが繰り返されて、蹴り出しが全くうまくいかなかった。週末を通して努力してきたのに、スタートで勝利を失うことになって残念だ。でも時にはこういうこともある。
問題の原因を調査して、今後再発しないように対策をとるよ。僕らのチームは優秀だからそれができるはずだ。
僕個人にとってはあまりいい一日ではなかったが、チームにとっては素晴らしい週末だった。優勝したルイスにおめでとうと言いたい。今日の彼のレースペースはとても速かった。
チームは信じられないようなレベルの仕事をしてくれている。ブラックレーとブリックスワースのファクトリーで働くスタッフ、サーキットに来ているスタッフ全員に感謝したい。
次のモナコが楽しみだ。独特なサーキットだから、他とは違うチャレンジに直面することになるだろう。どのチームが最強なのか、予想できないよ。