NEXERは5月9日、朝礼に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は今年4月下旬、同社が運営するアンケートサイト「ボイスノート」登録会員を対象に実施。1220人から回答を得た。
毎日の朝礼を行っている企業は37.5%。実施していない職場の方が多数派だった。「朝礼が必要だと思う」と回答したのは45.4%と、過半数を下回っている。
実際に朝礼を行っている人の約8割「必要だと思う」
必要と答えた人からは、
「挨拶に始まり、その日の打ち合わせ、段取りが明確になるから」(53歳・男性)
「規律維持と健康確認」(54歳・女性)
「みんなの顔が見られるから」(28歳・女性)
などの声が出ていた。一方、必要ないと回答した人からは、
「毎朝やるのは時間の無駄だと感じる。週に1回でよい」(28歳・女性)
「すぐに仕事についたほうが効率が良い」(47歳・男性)
「連絡事項があればメールで十分」(51歳・男性)
など、業務効率の面から無くすべきという声が多かった。
一方、実際に朝礼を行っている457人を対象に朝礼の必要性を聞くと、77%が「必要」と答えた。習慣がない人には煩わしく見える朝礼も、続けている人たちにとってはメリットが実感できる重要な行為のようだ。