トップへ

EV充電ステーションのEVgo、供給電力に100%再生エネを活用へ

2019年05月12日 10:01  Techable

Techable

写真
米国の大手EV充電ステーションネットワークのEVgoは、展開する急速充電ステーションで使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うと発表した。

充電ステーションを展開する企業は近年増えているが、こうした取り組みは全米初となる。・環境問題に敏感に電気自動車(EV)の利用者は少なからず環境問題に敏感だろう。二酸化炭素の排出が抑制できるとしてEVの購入を決めた人もいるかもしれない。

もちろんガソリンやディーゼルではなく電気で車を走らせるだけでも環境に優しい。しかし、どうせならその電気もグリーンなものにしよう、というのが今回の取り組みだ。・風力と太陽光で具体的にはEVgoは認証を受けた電力事業者とパートナーシップを結び、風力や太陽光で発電された電気を購入してステーションで供給する。

EVgoはすでにカリフォルニアのステーションでソーラー発電による電力を提供し、また使用済みバッテリーをステーションにリサイクル活用する試みも行うなど、積極的に動いている。

EVgoによると、同社のネットワークは昨年、7500マイル(約12070キロ)走行分の電力を供給し、2020年までにこの数字を倍にすることを目指している。

EVが浸透するにつれ充電ステーションも増えつつあるが、グリーンな電力の供給はEVgoの大きなアピールポイントとなりそうだ。

EVgo