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米ローカルスーパーのウェグマンズがバーコード読み取り型のレジレスサービスを開始

2019年05月11日 21:01  Techable

Techable

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米ニューヨーク州を中心にアメリカ北東部で99店舗を展開するスーパーマーケットチェーンのウェグマンズ(Wegmans Food Market)は、2019年4月30日、スマホアプリを活用したレジレスサービス「Wegmans SCAN」を開始した。・商品のバーコードを専用スマホアプリで読み取るレジレスサービス「Wegmans SCAN」は、ウェブマンズのポイントカード「Shoppers Club」の会員を対象としたもので、店舗のWiFiに接続し、専用スマホアプリから「Shoppers Club」のアカウントにログインしたうえで、陳列棚などから商品を選ぶごとに、パッケージに印刷されているバーコードを読み取っていく仕組み。

「Shoppers Club」会員の割引サービスが適宜、自動で適用されるほか、スマホアプリに保存したデジタルクーポンをシームレスに利用することも可能だ。

買い物が完了したら、セルフレジ機の画面のバーコードをスマートフォンで読み取り、精算する流れとなっている。・米国99店舗に順次導入へ米国では、最大手の食品スーパーであるクローガー(Kroger)の「Scan, Bag, Go」や、米ミシガン州を拠点とするスーパーマーケットマイヤー(Meijer)の「Shop & Scan」など、スマホアプリによるバーコード読み取り型のレジレスサービスが広がっている。

「Wegmans SCAN」は、現在、ニューヨーク州ロチェスター市のイーストアベニュー店のみで導入されているが、ウェグマンズでは、このサービスを、順次、他の店舗にも拡大していく方針だ。(文 松岡由希子)

Wagmans SCAN