5月11日に行われた土曜フリー走行3回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは7番手。ピエール・ガスリーは14番手となっている。
現地時間12時から始まったFP3は、曇り模様で気温21℃、路面温度28℃のなかスタートした。
ガスリーは金曜日まではスペック1の金曜日用パワーユニットを使用していたが、今日からはスペック2を使用する。FP1でオイル漏れトラブルに見舞われていたフェルスタッペンは、FP2からスペック2のパワーユニットに交換している。
開始10分でまずは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分18秒925でトップタイム。2番手はチームメイトのシャルル・ルクレール。ベッテルはその後、ソフトタイヤで1分18秒255までタイムを縮めている。
15分経過したところで、15コーナーのシケインの飛び込みでベッテルがスピン。幸いどこにも接触することはなくピットに戻ることができた。
20分経過時にターン5でメルセデスのバルテリ・ボッタスがスピンアウト。グラベルに捕まり脱出できず、赤旗が提示。すぐにマシンは回収されセッションが再開された。
35分経過時点で、ミディアムタイヤのハミルトンが1分17秒655のタイムでトップに浮上。ソフトを履いた2番手ベッテルに対しコンマ6秒もの差をつけている。
フェルスタッペンは1分18秒662で4番手、7番手ガスリーは1分18秒873。
40分経過時点でソフトを履いたトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが1分18秒603で4番手に浮上。チームメイトのダニール・クビアトは1分18秒865で8番手の位置。
セッション序盤に赤旗の原因となったボッタスだが、マシンがピットまで運ばれ無事にコースイン、1分17秒291で2番手タイムをマークしている。
セッションが後半に入り各車アタックを開始、ルクレールがソフトでトップタイムをマークするも、すぐにハミルトンが1分16秒568を叩き出しトップを譲らず。
セッション残り5分を切ったところでジョージ・ラッセルがスピンアウト。ウォールに接触し赤旗提示となってしまった。
このままセッションは終了し、トップタイムはハミルトン、2番手ルクレール、3番手ボッタスという結果となった。
■2019年F1第5戦スペインGP フリー走行3回目 リザルト
PosNo.DriverTeamTimeLaps144L.ハミルトンメルセデス1'16.56814216C.ルクレールフェラーリ1'17.09916377V.ボッタスメルセデス1'17.123945S.ベッテルフェラーリ1'17.1721558R.グロージャンハース1'17.19215620K.マグヌッセンハース1'17.53015733M.フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1'17.55812823A.アルボントロロッソ・ホンダ1'17.8641697K.ライコネンアルファロメオ1'17.969171055C.サインツJr.マクラーレン1'18.003171126D.クビアトトロロッソ・ホンダ1'18.105171227N.ヒュルケンベルグルノー1'18.350171311S.ペレスレーシングポイント1'18.656121410P.ガスリーレッドブル・ホンダ1'18.693121518L.ストロールレーシングポイント1'18.734161699A.ジョビナッツィアルファロメオ1'18.74014173D.リカルドルノー1'18.97414184L.ノリスマクラーレン1'19.007141963G.ラッセルウイリアムズ1'19.421162088R.クビサウイリアムズ1'20.57018