ドキュメンタリー映画『モデル 雅子 を追う旅』が、7月26日から東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。
2015年にがん闘病の末、50歳で逝去したモデルの雅子。19歳でモデルとしてデビューし、『anan』『装苑』といった雑誌やCMなどで活動したほか、映画『リング』では貞子の母・志津子を演じた。2012年には『東京国際映画祭』natural TIFF部門の審査員を担当。
『モデル 雅子 を追う旅』は、雅子の死に際して「夫婦として共に生きながら、モデルとしての雅子をほとんど知らないままだった」ことに気づいたという夫・大岡大介がメガホンを取った作品。生前の雅子の姿を捉えた写真や映像、彼女を知る人々へのインタビューなどで構成されている。出演者には雅子をはじめ、安珠、田村翔子、藤井かほり、高嶋政宏、中田秀夫、石井たまよ、竹中直人らが名を連ねる。
予告編では、高嶋政宏が「カメラの前に行くと『私何でもやります』みたいな」と証言する姿や、竹中直人が「不思議な線を持ってる方」と語る様子、没後に行なわれた「形見分けの会」の場面、雅子が傘を差してスキップするシーンなど映し出されているほか、安珠や柴岡秀和が撮影した雅子の写真やインタビュー時の音声も確認できる。メインビジュアルには安珠が20年以上前に撮影した新人時代の雅子の写真を使用。
アップリンク吉祥寺では7月26日から8月1日まで1週間限定で同作を上映。あわせて関係者によるトークイベントを実施する。イベントには映画の出演者らに加えて、矢田部吉彦、安野ともこ、高野緑、富川淳子、高橋一晃らが登壇予定だ。詳細は『モデル 雅子 を追う旅』のオフィシャルサイトで確認しよう。