CAMPFIREによるメッセージ広告が、本日5月10日から山手線ほか首都圏各所に掲出されている。
このメッセージ広告は、「会社勤めを理由に夢を諦めてはいけない」といった80パターン以上のコピーを掲出するもの。山手線車両ジャックしているほか、東京メトロ霞ケ関駅構内には「多数決を理由に夢を諦めてはいけない」というメッセージを掲出している。クラウドファンディング業界で初めて支援資金の総額が100億円を突破したCAMPFIREが、企業フィロソフィーとして掲げる「資金集めを民主化し、世界中の誰しもが声をあげられる世の中をつくる。」を表現したものとのこと。
コピーのうち数点は、『進撃の巨人』『SLAM DUNK』『ONE PIECE』『東京タラレバ娘』といった漫画作品へのオマージュと思われるものも含まれている。CAMPFIREのTwitterアカウントでは、広告を見かけた際はハッシュタグ「#夢を諦めてはいけない」で報告するよう呼びかけているほか、「自分が夢を諦めてはいけない理由」の投稿も促している。
■家入一真(CAMPFIRE代表)のコメント
生まれながらの環境。現在置かれた場所。過去のあやまち。周囲に理解されない価値観。理不尽な暴力、災害、事故、病気。私たちは、様々な理由によって、選択の余地もなく、夢を諦めざるを得ないことがあります。むしろ人生とは、多くの「諦め」の積み重ねの上に成り立っているのかもしれません。
それでも。
私たちは、誰しもが困難な宿命を乗り超え、声を上げ、夢に向かって小さな一歩を踏み出す権利を等しく持っているはずです。
さまざまな理由で夢を諦めざるを得ない生きづらさは、それを抱えた人の側にではなく、社会の側に存在する。
そんな社会を変え、誰しもが声をあげられる世界をつくる。クラウドファンディングはそのためにあります。
私たちはこのミッションの下、たとえ理想主義だと笑われようとも、本気で実現を目指しています。
心の中にしまいこんでいる夢に、今、火を灯そう。
夢見る人を、はじめる人に。