2019年F1スペインGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=9番手/2=10番手という結果だった。
クビアトはFP1では34周を走行、FP2では40周を走りこみ、金曜の自己ベストタイムは1分18秒722だった。
トロロッソはスペインにいくつかマシンのアップデートを持ち込んでおり、初日は新パーツの評価を行った。FP1で集めたデータをもとに、マシンを最適化すべく大きな変更を行った結果、FP2では正しい方向に進むことができたと、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは述べている。
ホンダは、レッドブルとトロロッソの4台に関し、金曜にはスペック1のパワーユニット(PU/エンジン)を使用し、土曜から前戦アゼルバイジャンで使用したスペック2に載せ替えるプランを立てており、クビアト車のパワーユニットはFP3を前にスペック2に交換される見込み。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト フリー走行1=9番手/2=10番手
ポジティブな金曜日だった。大きなトラブルに見舞われることなく、たくさんの周回をこなし、貴重なデータをたっぷり集めることができた。今夜このデータを分析し、明日に向けて最適なセットアップを見つけたい。
今回僕らは進歩を果たせると自信を持っている。中団では皆が僅差で続いていて、0.1秒が大きな違いにつながる。だから進歩していくことがとても重要だ。