2019年F1スペインGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=12番手/2=5番手という結果だった。
FP1終盤にフェルスタッペンのパワーユニット(PU/エンジン)にオイル漏れのトラブルが発生。問題の調査のため、フェルスタッペンは走行を切り上げなければならず、14周しか周回することができなかった。
当初ホンダは、金曜にはスペック1のパワーユニットを使用し、土曜から前戦アゼルバイジャンで使用したスペック2に載せ替える予定だったが、オイル漏れのトラブルを受け、プログラムへの影響を最小にすべく、FP2に向けて交換することを決めた。トラブル原因の詳しい分析は今後行っていくという。
フェルスタッペンは午後のFP2では最初から走行、30周を走り、この日の自己ベストタイム1分18秒035をマークした。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン フリー走行1=12番手/2=5番手
2回のセッションを通して、マシンの改善を図り、新しく入れたアップデートについての理解を深めることを目指し、目標に沿った作業ができたと思う。アップグレードはうまくいっており、いい感触を持った。タイヤもとてもよく機能していた。
ロングランはまずまずだった。もう少しペースを見つける必要はあるが、今夜そのために取り組んでいく。
FP1でオイル漏れが発生したため、FP2の前にエンジンを交換しなければならなかった。そのために作業に少し遅れが出た。それが、FP2でマシンバランスのセットアップを望んでいるような状態に持っていけなかった理由のひとつだと思う。でもデータは十分あるから、明日に向けて理解を進め、改善していくことができるだろう。
このコースを走るのは楽しいね。今回、モーターホームのエナジーステーションが新しくなったのもうれしい。