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『 IT/イット』完結編、予告編公開 “それ”が赤い風船で空中散歩して襲ってくる

2019年05月10日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 11月1日に全国ロードショーされる『 IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の予告編が公開された。


参考:映像はこちら


 スティーヴン・キング原作のホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、恐怖描写とミステリアスな展開とともにに、ジュブナイル映画としてエモーショナルなストーリーを描き、それまでのホラー映画の興収記録を保持していた『シックス・センス』(6億7,200万ドル)を打ち破り、R指定のホラー映画として44年間君臨し続けていた『エクソシスト』(4億4,100万ドル)の興収を抜いて歴代No.1大ヒットとなった。


 完結編となる本作の舞台は、前作から27年後。次々と子供たちが消える「連続児童失踪事件」が再び発生し、「COME HOME COME HOME(帰っておいで…)」という不穏なメッセージが、かつて“それ”と対峙した27年後の子供たちに届く。「再び“それ”が現れたら僕たちも戻る」と誓った27年前の“約束”を守るため、忌まわしき町デリーに帰ってくるビルをはじめとしたルーザーズ・クラブの仲間たちが描かれる。


 前作でビル役を演じたジェイデン・リーベラーは、27年後のビル役にジェームズ・マカヴォイを、ベバリー役のソフェイア・リリスはジェシカ・チャスティンをそれぞれ熱望し、どちらもそれが叶ったキャスティングとなった。恐怖の象徴ペニーワイズ役は、ビル・スカルスガルドが続投し、監督は前作に続きアンディ・ムスキエティが務める。


 本予告の公開に向けて、チャスティンやマカヴォイら各キャストのSNSには「It’s coming」のコメントと、風船が隠された写真が続々とアップされ、原作のキングは「完結編は楽しみかい? “それ”を観たが、前作より遥かに素晴らしい。間もなく予告編が公開される。また震えるだろう」と大絶賛している。


 予告編は、生まれ育ったデリーにベバリー(ジェシカ・チャスティン)が戻ってくるシーンから始まる。かつて住んでいた家を訪ねると、見知らぬ老婆が姿を現す。27年ぶりに、荒れ果てたデリーの町に再集結した“ルーザーズ・クラブ”の仲間たち。人の最大のトラウマを巧みに利用し、肉体的・精神的に追い込んでいくピエロの姿をした“それ”が、赤い風船で空中散歩し、壁から飛び出し、顔がただれ崩れていくさまが映し出され、時間と場所をかまわず、息つく間もなく次々と彼らに襲い掛かる。(リアルサウンド編集部)