マクラーレンのルーキードライバーであるランド・ノリスは、第2戦バーレーンGPでの6位入賞が自信になったといい、F1昇格以降は「自信を持つことが最も重要だった」と話した。
2018年にFIA-F2でランキング2位を獲得したノリスは、19歳の若さでマクラーレンのシートを得た。F1デビューに向けて十分な準備を行ったノリスだが、当然ながら彼は開幕戦オーストラリアGPで不安と緊張を感じていた。
しかしバーレーンGPでは6位に入賞したことで、ノリスの感じていた不安も和らぎ、より自信を持てるようになった。
F1に昇格して以降、最も重要だったものは何かという質問を受けたノリスは、次のように答えた。
「おそらく自信だと思う。それこそ、オーストラリアに向かう時に僕が最も苦しんでいたものだったと思う」
「バーレーンに行く時には、かなり自信を持てるようになった。よりリラックスして、以前よりもそれを楽しむことができたんだ」
「オーストラリアGPは楽しかったよ。でも僕はとても緊張していて、たくさんのことを考えていた。だから望んでいていたほど楽しむことはできなかった」
「でも、自分は十分に仕事をこなすことができると知ることが自信になる」
「何かをしなければならなかったというわけではない。だけどもし機会があるのなら、そのチャンスを最大限に活用するために自分はここにいるのだと確信する必要があった。これが僕のやっていたことだ」
「(バーレーンGPでは)6位よりも良い成績を残すことはできなかっただろう。もしレース序盤に大きくポジションを落としていなかったら、あるいはもう少しポジションを上げることができていたら、(セバスチャン)ベッテルの前でフィニッシュできたかもしれない。もし彼もレース終盤にインシデントを抱えていたら、の話だけどね」
「チーム外部の人たちにとっても、僕がうまくやれたというのは素晴らしいことだ。それに自分は仕事をこなすことができるとわかって、僕の自信になったということについても、よかったと思う。それが、バーレーンでこなした自分の仕事から得たものだ」
第3戦中国GPではレース終盤にトラブルでリタイアとなったものの(18位完走扱い)、ノリスは第4戦アゼルバイジャンGPで再びポイントを獲得した。今週末はF1のヨーロッパラウンドの初戦であり、彼にとっては馴染みのあるバルセロナでのレースとなる。
「自分の知っているトラックでレースをするというのは、レースウィークに向けて全力で準備をするのに役に立つことだ」
「スペインでプレシーズンテストをしていたことを、まるで昨日のことのように感じている」
「最初にテストをした場所に戻れば、マシンパフォーマンスについてや、あるいは僕たちが改善する必要のある場所についても良い兆しがあるはずだ」